北山さんとの恋。2

カテキョの先生 ページ18

今日は週に一度の


家庭教師の先生がくる日。



なんだか不思議と帰路の足取りも軽くなる







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わたしは今高校二年生で、


来年から本格的に始まる受験勉強に備えて

お母さんが

現役大学生の家庭教師を見つけてきてくれた。







しかも、ここらへんでは1番頭の良い

国立大に通っている。





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見た目こそ、いかにも大学生って感じで

無駄にイケメンで軽そうでチャラいけど

　

そんな見た目に反して

授業はとっても丁寧で分かりやすくて

教えるのも上手。





そんなギャップも素敵で、


わたしは、週に一度先生に会える日を

心待ちにしている





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密かに、先生に恋心を抱いていたから＿＿＿____









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「ただいまー。」




「あら、おかえり。


北山先生もういらっしゃってるよ。」






お母さんのセリフ。

その名前を聞いて胸が高鳴る。





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はやる気持ちを抑えつつ

階段をかけあがり

自分の部屋のドアを開けると







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「おかえり、Aちゃん。」



まん丸な目を細めて

ニコッと笑ってくれる北山先生







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あー、好きだな…



そんな思いをぎゅっと噛みしめる。

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