北山さんとの恋。2

久しぶり ページ25

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緊急事態宣言が解け、
今日は久々にお家に彼氏のひろがくる。




会うのはなんと2ヶ月ぶりで、
昨日は楽しみすぎて全然寝られなかった。






今日になってからも、ひろがくるのが待ちきれず、
そわそわして何も手につかなくて


仕方なく、キスマイのライブDVDを見て
気を休めていた。







「今から…このドームを抱いてる男に会えるんだ…。」







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嬉しくて、ワクワクして、

まるで付き合いたての頃みたい。









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＿＿＿＿＿＿ピンポーン…







そうこうしているうちに、ドアホンがなる。









「はあーい」


返事をしつつ、扉をガチャっと開けると、









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「よっ。久しぶり」





目が合って、

思わず、はっと息を呑んだ。









おうちでくつろげるような、だるっとした服と、
マスクに少し深めにかぶったキャップ。



そこには、
さっきまで画面の中にいたアイドル北山宏光でなく、


紛れもなく、いつも私に会いに来てくれる
彼氏としての北山宏光がいて。









しばらく会っていなかったため
彼への免疫力が落ちていたせいか、









「……っ///」









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ひろの顔を見ただけで、
自分の顔に全神経が集中して、
あつく熱を帯びているような感覚を味わうほど、








照れてしまっている自分がいた。

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