臨時の体育祭 ページ35
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「��臨時の体育祭ー？あぁ、君達は護衛に回る予定だよ。ただ妙なんだよねぇ･･･君達二人【だけ】なの。悠仁と野薔薇は合同任務、二年も全員出払うし僕も出張入ってんだよねー･･･。まぁた上層部の嫌がらせなんだろうけど何かあったら連絡してね��」
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そう言われたのを恵に伝えると「絶対出ませんよね」と反論されていたが私は心底頷いた。それに加えて確実に嫌がらせでしかない護衛任務･･･もしヴィランと呪詛師が手を組んで攻めて来たらどうする、と不安な方向へ考えるしかない頭は追いついてこなかった。それでも任務は遂行せねばと捉える他ないのが現状。
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「幸い開催日は月曜ですし高専に戻るのもアリですけど場所も場所ですから、前日の夜に抜け出して車で待機の方が良いと思います。伊地知さんには迷惑かけますけど」
「私は構いませんよ。ただ、虎杖くん達の方にも向かわないといけないので朝方･･･５時頃まで居られるかどうか、、」
「いえ、全然大丈夫です。むしろ助かります。周辺軽く回ってたらあっという間でしょうし。イレイザーヘッド･･･相澤先生には夜にでも電話かけて、長くなるようならぶち切りましょう」
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サクサク決まった内容に丸でサイン。夜には戻っていたフリをして皆と合流。アレよアレよという間に先生から臨時の体育祭が行われることが再度伝えられた。一応終わってはいるんだけど今回は二回やるとお試し的なのを決めたそうだ。コチラとしては恨めしいのだが実力を確かめられるし、私達が口を挟む所でもないだろう。
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「御国も出るのか？」
『しゃけ』
「そうか。」
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一緒に頑張ろうな、と言ってくれる轟くんに少し罪悪感を抱きつつ悟られぬよう笑顔を作る。皆がそれぞれ意気込む中、またも境界線を感じる。情に流されすぎてるのは承知の上だ。でも、ここでは私も誰かを助ける��ヒーロー��という肩書きを背負っていられる。恨めしかったはずの肩書きなはずなのにね。
一週間なんてあっという間･･･と言ってる間に過ぎ行き、夜抜け出して相澤先生というか学校に連絡した所しこたま怒られた(主に抜け出したことを怒られた)が恵が当然の如く交わし電話をぶち切り。その上ブロック。準備した後に伊地知さんは帰ってしまったが恵と周辺を見回ろうとした所、前日に五条先生に届けてもらった(パシらせた)��あるモノ��を恵へと手渡した。
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「可愛い」
『おかか』
「否定も可愛いです」
『(絶句)』
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sou(プロフ) - 恵くんが可愛い♡♡愛しい♡♡ (2022年2月28日 13時) (
レス) @page23 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 不覚にもが、深くにもになっちゃってますよ……！ (2021年12月31日 2時) (レス) @page34 id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
ありす - 続編楽しみに待ってます！！ (2021年11月8日 13時) (レス) id: 1cf7d7e023 (このIDを非表示/違反報告)
魔灯 - 夢主かっこよ！！ (2021年10月28日 7時) (レス) @page44 id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 夢主カッケェな……………最高だわwww応援してます！！ (2021年10月26日 9時) (レス) @page44 id: 10782220d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夾
| 作成日時：2021年8月19日 20時
