16-コスプレするなら心まで飾れ(1) ページ37
「こやつらがぬし達の周りを嗅ぎまわっていた連中か?」
「えぇ。網を張ってたら簡単にかかりましてね...もう二人、妙な侍がいましてね...一人は騒いだ客と一緒に始末しましたよ...」
「ほう...もう一人はどうした?」
「もう一人が厄介でしてね...私の部下を皆殺しにしてしまい...なくなく、薬を使ってある煙玉で逃れましたが...あの髪...武器...おそらく噂の侍でしょう...」
「...なるほど。なら、上に伝えなければ...名前は...確か...」
「''A''と呼ばれていました」
新八「.....(Aさん...??)」
新八は意識が朦朧とする中、敵の会話を聞いていた。
あの後、Aが走って行った後に捕まってしまったのだ。
こいつらが言う、始末した侍はきっと銀さんなのだろう。
さて、どうしたものか...
***
「だから!うちはそーゆーのいらねぇんだって!」
銀時「つれねーなー俺達も海賊になりてーんだよー。な?ヅラ、A。」
桂「ヅラじゃないキャプテンカツーラだ!」
『.....なんだこれ』
その''春雨''とやらの船を追いかけてきたのはいいものの、なぜ俺は今海賊の格好をしている?
銀達が考えがある、といって無理やり俺に着させた服。
...他にもいい作戦はなかったのだろうか。
銀に「今日ぐらいはノってきてくれたら嬉しーなぁA君。」
と言われる。露骨に嫌そうな顔をすると、銀は「奢ってやるから」と笑った。
奢るったって、こいつ金ないだろ...
まぁ、俺もこういう悪ふざけ。嫌いじゃねぇ。どちらかというと好きだ。
『なあなあ...俺達、小さい頃から海賊になるのが夢でよぉ〜...失われた秘宝''ワンパーク''を探してんだ!な!ヅラ!銀!』
銀時「(なんだぁ、Aもノリノリじゃんかぁ!)おう!」
桂「ヅラじゃないキャプテンカツーラだ!」
「知るかよ、」と流されるも、俺たちは一斉に刀を抜き、そいつに刃を向けた。
銀時と桂はニヤリとして言う。
銀時「面接くらい受けさせてくれよぉ。」
桂「履歴書もあるぞ」
『たかが3人増えるだけだし、いいだろー?なぁ?』
...と、船の先の方で、神楽が今にも落とされそうになっているのが見えた。
銀のフックを掴んで、紐をつける。
桂「!おいA、いきなりどうしたんだ。」
『銀!ちょっと借りるぞ!踏ん張っとけよー!!ヅラ!銀時を向こうに投げろ!」
銀時「え!?え!?ちょっと!!?」
桂「わかった!行くぞ銀時ィ!!」
銀時「ちょっと待って!」
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自称イケメン(プロフ) - 乱舞ですねぇ?w初期の一振ですねw (2018年8月27日 23時) (レス) id: 06ace84e4c (このIDを非表示/違反報告)
ぴみゃ(プロフ) - 某刀剣が乱舞するゲームですね?(`・ω・´)キリッ (2018年8月27日 15時) (レス) id: a5e208826f (このIDを非表示/違反報告)
白くん。(プロフ) - 杏*あんず*さん» コメありがとうございます!タイトル...本当は、しっかり「銀魂」と打っているんですが...なぜか◯になってしまうんですよ...(泣)作品シリーズ一覧ではちゃんと銀魂、と反映されているのですが...:;原因が見つかり次第、直したいなぁとは思ってます! (2018年2月25日 16時) (レス) id: 1be111ca15 (このIDを非表示/違反報告)
杏*あんず*(プロフ) - タイトル‥○はつけなくていいと思いますよ!そういう表現が含まれているだけであって、オリジナル作品というわけではないので! (2018年2月23日 6時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
白くん。(プロフ) - 赤いブーちゃん( ?????)さん» おおぉ...!!そうです!() ありがとうございます!これからも更新頑張ります..!! (2018年2月11日 17時) (レス) id: 1be111ca15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白くん。 | 作成日時:2017年10月30日 1時