［○魂］やっぱり俺は変わらない【男主】

便所で生まれるのは汚れたものばかり(2) ページ36

銀時「''人の一生は、重き荷を負うて遠き道を往くが如し''」

『誰の言葉だよ』

銀時「昔、徳川田信秀というオッサンがいてだな...」

桂「誰だそのミックス大名！家康公だ！家康公！」



銀時は外を見ながらゆっくりと話す。
荷物がいねーと、歩いててもあんま面白くなくなってしまった...と。


桂「...俺も行こう。」



桂も一緒に手伝ってくれるらしい。

...いいなぁ。銀は。桂は。
そう覚悟して、ちゃんと生きていける。

俺は...自信がない。さっき、敵を斬って気づいたんだ。
あんなに斬りまくってる俺を見たら、みんな離れていくんじゃないかって。


それでも、守りたいものくらいある。

守りたいって思わせてくれた人達がいる。

でも、怖いんだ。
失うというのがどれだけ辛いか。


...でも、それでももし、もう一度やり直せるのなら、もう一度チャンスがあるのなら...

俺も、銀時達のように歩いていけるだろうか。



銀時「A。」

桂「行くぞ。」

『.....おう...!!』




俺は立ち上がり、銀と桂の元へと駆けて行った。

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