喧嘩はグーでやるべし(4) ページ28
肩を押さえたまま、銀がもう片方の手で「ついてこい」と合図する。
はぁ...ほんと、憎めないやつだよ。
『じゃあな、総悟。土方にもよろしく言っといてくれ!』
沖田「また会いましょう Aさん。」
『おう!』
そのまま屋根から飛び降り、銀の元へと向かった。
痛そうにしながら「病院」とだけ言う。
『銀、流石に油断したんだろ。土方も強いんだからな。』
銀時「銀さんの方が強いもんねー。あ、そうだ。どう?」
『なんだよ。』
銀時「惚れた?」
なにを言ってるんだこいつは。
前にも言ってたな。「惚れた?」って。アホか。
そー言うのは言ったらダメなんだよ、だからお前は彼女ができねーんだ(俺もだけど)
やってることはかっこいいのになぁ...
『はいはいそーですね。惚れた惚れた。』
銀時「ん?それで?どうだったよ。他に感想は?」(ズイッ
銀が顔を寄せてくる。
何かを企んでいるような顔をしているが。まぁ無視しよう。
...だけど。別にかっこよかったよ。
いつもみたいにしれっと言えばいいのに、目を合わせていられなくなり、目をそらす。
『...かっこよかったよ。銀らしいなぁ...って思っただけ。』
銀時「んーーー?あららー?Aくーん?人とお話しするときは目を合わせて話s(ガンッ!!
やっぱりうざったらしいので一発顔面を殴る。
「怪我人!!」と言いながらひたいを押さえて泣きわめく。
すまんな。銀。俺は困ったとき、ついつい暴力で紛らわしちゃうんだよ。
『あーーもーーー!わかったから!はい!はやく病院!』
銀時「怪我 増えた!!増えたよ!!?」
***
沖田「...何とか、こっちに引っ張ってこれないですかねぃ...Aさん。」
沖田は静かになった屋根の上で独り言を吐く。
自分でも言うが、ドがつくほどのSな沖田は、先ほどAをいじった時を思い出していた。
---
沖田「ごめんで許されるんですかぃ?___」
『俺なんかしたとか覚えてないけど...ほんと、許して___』
---
『歌舞伎町怖い歌舞伎町怖い歌舞伎町怖い』(ガタガタ
沖田「ただの木材じゃないですかぃ。」
---
沖田「.....吹雪A...ねぇ...」
土方さんが見惚れたと言うのも、否定できないな。
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自称イケメン(プロフ) - 乱舞ですねぇ?w初期の一振ですねw (2018年8月27日 23時) (レス) id: 06ace84e4c (このIDを非表示/違反報告)
ぴみゃ(プロフ) - 某刀剣が乱舞するゲームですね?(`・ω・´)キリッ (2018年8月27日 15時) (レス) id: a5e208826f (このIDを非表示/違反報告)
白くん。(プロフ) - 杏*あんず*さん» コメありがとうございます!タイトル...本当は、しっかり「銀魂」と打っているんですが...なぜか◯になってしまうんですよ...(泣)作品シリーズ一覧ではちゃんと銀魂、と反映されているのですが...:;原因が見つかり次第、直したいなぁとは思ってます! (2018年2月25日 16時) (レス) id: 1be111ca15 (このIDを非表示/違反報告)
杏*あんず*(プロフ) - タイトル‥○はつけなくていいと思いますよ!そういう表現が含まれているだけであって、オリジナル作品というわけではないので! (2018年2月23日 6時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
白くん。(プロフ) - 赤いブーちゃん( ?????)さん» おおぉ...!!そうです!() ありがとうございます!これからも更新頑張ります..!! (2018年2月11日 17時) (レス) id: 1be111ca15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白くん。 | 作成日時:2017年10月30日 1時