［○魂］やっぱり俺は変わらない【男主】

2-ここが歌舞伎町？ ページ3

『は...？なんだこのグッチャグチャな町...』



ここが歌舞伎町なのだろうか。
変な生き物がうようよとし、人間もウジャウジャいて、怖そうな男もチラチラと見える。

おれが想像してたのは...なんかこう、綺麗な、ね？
すっごい綺麗なさ！京都みたいな！そんなイメージだったんだけど！！
全然チゲェじゃねぇか。

まぁ...とりあえず、聞いてみよう。いろんな人に。
一人くらい知ってる人いるだろ。



『あ、のー...』



...




『はぁ...全然いねぇ...誰もしらねぇのかよ...もう...倒れそうなんだけど俺...』



時刻は15時。
なんだかんだで数時間も歩き回った。

みーんな、首を縦に振らない。
(...数名、顔を真っ青にしてヒイイっていう人いたけど...



まぁ！聞いてくれ！！皆んな！！すげぇ収穫だぞ！
なんと！ある人から写真を入手したのだ！！
一目見てわかったよ。銀だって...。この眠そうな顔な。どうやって撮ったんだ。


写真をもらっても、結局わからないって言われたけど...
いいや、ここで最後にしよう...

小さなお店に入って、カウンターに向かう。





？「いらっしゃい。...あら？見かけない顔ね...」

『ぁ...人探ししててさ...あのー...銀髪の天パの人...知らない？』

？「銀髪...天パ...」

『この写真の...』

？「...あぁ、あいつのことか。あいつならこの店の...」



店の人が写真から目を戻すと、もう限界だったAは、カウンターにひっ潰して眠っていた。
そして静かに受話器をとる。


？「...もしもし？あんた。一回降りてきな。あんたを探してるんだと。」

？「___俺を探してるぅ？誰だそいつ、」

？「知らないけど、あんたが知ってる人じゃないのかい。」





再会まで、数十秒__。

3-俺を探すって、頭ぶっ飛んでるだろ。→←1-ちょっと気になっただけ

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