8-第一印象がいい奴にロクな奴はいない(1) ページ16
神楽「おかわりヨロシ?」
登勢「ここは定食屋じゃないんだっつーの」
流石に食い過ぎだと思う。
神楽は先程からすごい勢いでご飯を食べている。
俺たちのとこだって、もう砂糖と塩しか無い。
女子って...こえぇ...
抹茶アイスを頬張りながら、神楽が食べているのをずっと眺めていた。
『ん、新八。顔が死んでるぞ。アイス一口あげるから元気出せ。』
新八「え...あ、はは...ありがとうございます...」
銀時「え、何それずるい。銀さんにも頂戴。」
『え、じゃあ銀のパフェを一口よこせ。等価交換だ。()』
お登勢は、そんな俺たちのやりとりを見て、何か気になったように質問してきた。
登勢「そういえば...そこのあんた、随分とそこのニートに似てるじゃないか。」
『兄弟じゃねぇぞ。』
新八「いや、似てますよ。結構。」
『どこがぁ。』
すると、新八とお登勢さんは交互に、「髪の色」「性格」「甘党」「しかも仲がいいし」「息ピッタリだ」と口々に言う。
いや、髪の色とか甘党とかは認めるが、性格って。
...いや、もう一度言う。性格って。
『俺をこのプー太郎と同じにしないで。傷つく。』
銀時「プーを舐めんな。」
すると、神楽がついに炊飯器のご飯を丸ごと食べ始める。
お登勢さんがそれを見て、もう手に負えない、と諦めていた。
***
神楽の隣に座って、ジュースを飲んでいた。
久々のコーラ。あの日以来飲んでなかったし、いつも以上に美味しく感じる。
神楽「Aはどうして歌舞伎町に来たネ。」
『俺、元々銀の友達でさ。たまたま噂を聞いて会いにきたわけ。』
神楽「銀ちゃんにもいい友達がいたアルか。」
すると突然、神楽がグラスを銀に向かって投げつける。
グラスはそのまま銀の顔に向かっていき、クリーンヒットした。
神楽「何か言ったアルか?」
新八「言ってません。」
『?どした、神楽。』
神楽「なんでもないアル。」
また神楽は話を進める。
と、今度は俺のグラスを指差して、「借りてもヨロシ?」と首をかしげた。
よくわからないが、適当に頷くと、また銀に向かってグラスを投げた。
神楽「何か言ったアルか?」
新八、登勢、キャ「言ってません。」
『ひゅ〜...怖、』
すると、お店の扉が開かれ、偉そうな人達が顔を見せた。
警察??誰だろうか。
「すみません。ちょっと捜査に協力してもらえない?」
『何かあったのか。』
「ちょっとね。」
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自称イケメン(プロフ) - 乱舞ですねぇ?w初期の一振ですねw (2018年8月27日 23時) (レス) id: 06ace84e4c (このIDを非表示/違反報告)
ぴみゃ(プロフ) - 某刀剣が乱舞するゲームですね?(`・ω・´)キリッ (2018年8月27日 15時) (レス) id: a5e208826f (このIDを非表示/違反報告)
白くん。(プロフ) - 杏*あんず*さん» コメありがとうございます!タイトル...本当は、しっかり「銀魂」と打っているんですが...なぜか◯になってしまうんですよ...(泣)作品シリーズ一覧ではちゃんと銀魂、と反映されているのですが...:;原因が見つかり次第、直したいなぁとは思ってます! (2018年2月25日 16時) (レス) id: 1be111ca15 (このIDを非表示/違反報告)
杏*あんず*(プロフ) - タイトル‥○はつけなくていいと思いますよ!そういう表現が含まれているだけであって、オリジナル作品というわけではないので! (2018年2月23日 6時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
白くん。(プロフ) - 赤いブーちゃん( ?????)さん» おおぉ...!!そうです!() ありがとうございます!これからも更新頑張ります..!! (2018年2月11日 17時) (レス) id: 1be111ca15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白くん。 | 作成日時:2017年10月30日 1時