［○魂］やっぱり俺は変わらない【男主】

天然パーマに悪い奴はいない(6) ページ11

「役人が嗅ぎつけてきよったか！！」


パトカーが無残な姿で店に突っ込んでいた。
修理には...出しても無理か。


銀「安心しなぁ。こいつはただの...レンタカーだ。」

『どうも。万事屋のもんでーす』

新八「姉上！まだ履いてますかぁ！！」

お妙「新ちゃん..!!」



銀が新八と俺に「脱出ポッドでも探してろ」と言うと、木刀を構えた。
新八が一瞬詰まるも、俺は新八とお妙さんの手を引いて走り出した。


お妙「あ、あなた...あの人は置いてきていいの...??」

『銀はやるときはやる奴だ。ちゃんと戻ってくる。』

新八「...ん？」

銀「うぉぉぉぉ！！！」(ダダダダダダ

新八「本当に戻って来ちゃったよ！！」



あの野郎...と無駄に変な汗をかく。
俺は新八とお妙の手を離し、全く逆方向を向き、走り出した。


お妙「！ちょっと！なに考え...」

銀「あとはAに任せときな！今は走れ！」



敵に突っ込んでいきながら、俺は銃と刀を抜く。
刀を見て、敵の中には怯んだ奴もいた。

『生憎、相手が悪かったなァァァ！！』

まぁ？おれは優しいから？
刃はちゃーんと、逆刃で戦いますよ。


数分後...


大体の敵を蹴散らした。というか、全員か。


『ふぅ。ごめんなぁ。銀が悪いんだ。呪うなら銀を呪ってくれ。』

銀「おい！A！！早く来い！！」

『あ？』

銀「これ！！落ちてる！！」

『え？』



確かに。体が変な感じ...って、え！？まじ！！？
落ちてる！！？した海だよねぇ！！

そのまま。俺たちは船と一緒に海に落ちていった。



***


新八「あんな無茶苦茶な侍達を見たことない...」

お妙「でも結局、助けられちゃったわね。」



『うるせぇ！少し犯人逮捕のためにパトカー借りただけだろ！』

銀「そーだそーだ！江戸の風紀を乱すクズを捕まえてやったんだぞ！」

「馬鹿か！ただの盗みだよ！」



新八「姉上...俺...」

お妙「行きなさい。あの人の中に何か見つけたんでしょ。」



新八は驚いた顔をして、お妙を見る。
お妙は歩きながら、新八に「自分で、自分の剣を見つけろ」と言う。
何もかもが見透かされたような気がした。


お妙「ふふ...それにしても、あの''兄弟''、仲がいいわね。」

『え？俺たち兄弟じゃねぇよ？』

新八「え...兄弟じゃないんですか...!!?」




苗字も違うし、とAは名前を名乗る。
その隣で、銀はしれっとした顔で新八とお妙に言い放った。


銀「兄弟ではないが、恋人同s(『お前一回死んどいたほうがいいと思う。』

6-味は見かけで判断してはいけない。→←天然パーマに悪い奴はいない(5)

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