正体不明の悪女と謎の少女 【鬼滅の刃】

仕方ない ページ35

美奈子視点

もう！！柱の人たちったら、礼儀というものを習わなかったのかしら。ほたるは今、こんなに大変なのに....あ、鬼殺隊について一応話しておかないと！

ﾎﾀﾙ「さっきの人たちって、誰なの？」

美「あの人たちはね....」

私は、今までの出来事を全て話した。正直辛かった。だって、ほたるにとっては鬼殺隊のせいで自分の居場所がなくなってしまったのだから。

ﾎﾀﾙ「そうなんだ。でも、1つも覚えてないの」

美「思い出さなくていいんだよ？そんな辛い思いでなんて....今まで守りきれなくてごめんね」

ﾎﾀﾙ「美奈子が謝る必要なんてないよ」

ほたるはこんなことを言ってくれているけど、内心、少しは苦しいと思う。それに、新たな敵のミストレス9が誕生してしまった。ミストレス9について詳しくは知らないから、尚更ほたるを守らないとね。


ほたる視点

美奈子から話を聞いて、その感覚を味わった人はとても辛かっただろうなと思った。が、それを味わったのは私だった。自分にそんな記憶はない。ましては、鬼だなんてこの世界にいるだなんて夢にも思わなかった。私はセーラーサターンだけど、まだ前のように全てのパワーを使うことができる。新たに美奈子やみちる、はるかのパワーだって使えた。だからみちるの技でもある未来を見ることができる能力を使って見てみたら、ミストレス9が誕生したらしい。しかも、愛美と同じで鬼殺隊に入って柱になっていた。まぁ、私が鬼殺隊に戻ったとしても柱の口は一切聞かないけどね？


ピコン

お館様からのメールだ

館【ほたる、今まで守ることができず、すまなかった。だが、最近柱が弱いんだ。12鬼月は全てほたるが倒していたのだからね。柱と仲良くする必要はない。だから戻ってきてくれないかな？】
という内容だった

【はい。戻らせて頂きます。ただし、柱との合同任務などの柱との関わりは一切しないのでご了承ください。】

館【ありがとう。明日は柱合会議があるからその時に紹介するね】

【御意】

私は柱との関わりが無ければ大丈夫だと思うから、人を救うために、鬼を滅ぼすために戦う

「美奈子、今お館様からメールがあって、鬼殺隊に戻ることになったの」

美「...ほたるがそれでいいんだったら、私は全力でサポートするわ」

「ありがとう」


生徒「ギャーーー！！」

美「ミストレス9の下部が動き出してる。速く行きましょう！！」

ミストレス9の下部たち→←誰だか知らないけど..怖い

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