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子供たちは目的の仮面ヤイバーのカードを購入。ゼロさんはなぜか何も買わずに子供たちと一緒に出ていった。
私は事務所に引きこもる。子供たちのレジはレジ嫌いの九条さんにお任せしてしまった。
椅子に座ることなく頭を抱えながらしゃがみこむ。後ろから九条さんの視線が痛いが今は構ってられない。
「あ"ー……。むりむりしんどい、はっず、むり、軽率に死にたい」
未だ冷めない熱が顔だけではなく全身に広がる。これからどうやってゼロさんに接すればいいんだろう。今まで画面越しだから、他人だから言えていた言葉がこうも恥ずかしいとは思わなかった。
例え働いているところだとしても、彼から好きだと言われてこんなに嬉しいとは思わなかった。いや私は降谷さんの全部が好きですけどね?
「はぁーーーー……」
深く息を吐いて落ち着く。もう大丈夫。落ち着いた。勢いよく立ち上がると足元が少しふらついた。
「会話丸聞こえでしたよ」
「うっそ!?」
「良かったですねー碓氷さんのこと好きなんですってねー」
「九条さんやめて!!!!ほんまに!!!!口縫いますよ!?」
落ち着いたはずの熱が何回も集まって仕方がない。九条さん性格悪すぎない?そんなとこまで前の世界と似てなくていいよ
「九条さん仕事してください」
「もう終わりましたけど」
「え?」
話を逸らすために完全にブーメランなことを言うと、意外な答えが帰ってきた。デスクに置かれた時計を見ると既に退勤の時間を回っている。いつの間に交代の人がやってきたのか、確かに九条さんの後ろには夕方から勤務のバイトがそのにいた。
「すんません」
一応仕事が終わっていたとは言え、最後なんて何もしていない。現金の中間チェックすら行っていない。仕事をしていないのは私の方じゃないか。
「別にいいですけどね。アイスで」
「……なんのアイスですか」
「何にしようかなー」
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イブ - ずっと待ってます 頑張ってください (2018年6月9日 13時) (レス) id: be0a1a1bcb (このIDを非表示/違反報告)
小娘(プロフ) - 大好き(挨拶) (2018年2月9日 9時) (レス) id: f8e2b61c37 (このIDを非表示/違反報告)
cherry_chan0111(プロフ) - 一言だけ言わせてください。好きです (2017年12月26日 23時) (レス) id: 1f676652e8 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します!文章が素敵すぎて一気読みしました!!降谷さんのかっこよさとか、夢主ちゃんが恥ずかしがってるのとかすごく伝わって来てキュンキュンします…!これからも応援してます!更新頑張って下さい!! (2017年12月26日 23時) (レス) id: 9ee5965ffd (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - フラグ立てても打てるやん…^^; (2017年12月8日 14時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伽倻 | 作成日時:2017年12月8日 0時