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ごめんなさい ページ6

安田くんと大倉くんに

安子と倉子のことを話した。




はいべえさんをしたこと

倉子がいなくなったことを
安子から聞いたこと

その次の日に
先生から安子がいなくなったと聞いたこと





安田くんと大倉くんの表情は重い。

二人共、妹が大好きだった。


大好きな人が急にいなくなる。




きっと私にはわからないほど
苦しんでいる。



「…ごめんなさい」

私は謝るしかなかった。

「錦子…」

「ごめんなさい…
はいべえさんを止めれなくてごめんなさい…

みんなに辞めようって言えなくて…
ごめんなさいっ…」

「錦子ちゃんのせいちゃうやろ…?

謝らないでや。」

悲しく笑う安田くんと大倉くん。



「もう、夜や。

ヤスも大倉も泊まってき。」

お兄ちゃんが家着を用意していた




そのとき…



「〜!!〜!!!」


誰かが誰かを呼んでいる声が聞こえた。


外がやけに騒がしかった。



「…なぁ、これ、マルの声ちゃう…?」


大倉くんがすぐに
お兄ちゃんの部屋の窓を開けた。



「丸子〜!?

丸子、どこにおるん!?

丸子っ…丸子〜!?」


外を見ると

丸子のお兄ちゃん、
丸山くんがキョロキョロしながら走っていた。



「マル! おい、マル!」

安田くんの声が聞こえたのか


丸山くんは
私達の方へと顔を向けた。




「マル…どうしてん!?






…なんで、泣いてん……」



大倉くんが
丸山くんに声をかける。



丸山くんの頬は濡れていた。

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ハル(プロフ) - みつばさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました! お兄ちゃんたちが助け出すお話…できたら頑張ってみます! 書けなかったらすいませんっ…^^; 面白いと言っていただけて嬉しい限りです!ありがとうございます! (2017年12月28日 14時) (レス) id: a1d9ec8253 (このIDを非表示/違反報告)
みつば(プロフ) - とても面白かったです!はいべえさん続き見てみたいなって思っちゃいました(´._.`)お兄さん方の妹さんを取り戻すようなお話しが見てみたいなぁなんて汗とにかくとても面白かったです!! (2017年12月26日 0時) (レス) id: 61c4e22e0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作成日時:2017年12月8日 17時

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