第陸話 ページ7
Aside
『お母さん、お父さん話があります』
私がいうと、お母さんはフフフと笑った。
「やだ、Aちゃん、もしかしてさっき話してた男の人と結婚するとか、かしら?」
そんなお母さんの冗談に、お父さんは顔を真っ青にしてアワアワしだす。
お父さんは本当に表情がよく働いてる。しかも義勇さんと比にならないぐらい。
綺麗で面白いお母さんも、無口だけで優しくて表情が豊かなお父さんも好きだから、
迷惑をかけたくない気持ちと、一緒にいたい気持ちがごちゃ混ぜだ。
『あのね。さっきの男の人、冨岡義勇さんっていう人で、鬼殺隊の高い階級の人なの。
それでお屋敷に私を招いてくれたから、ありがたく住まわせてもらおうかな…って』
二人は顔を歪めた
「鬼殺隊…」
「Aちゃん。大丈夫なの…?危なくはないの?鬼殺隊の人の家に住むのは…」
心配してくれているらしい。確かに鬼は怖い。
それは家族を殺された時や数年前、
柱として鬼殺を行なっていた時に身をもって経験しているから理解している。
それでも義勇さんと一緒にいたいと思うし、離れるのは悲しいけど、
なるべく雅夫婦に私のせいでかかる負担を軽減したい。
『大丈夫。義勇さんは強いから。』
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義勇side
「カァア、カァア!!神楽Aカラ伝言!!「義勇サンノ家ニスマワセテモラウ」トノコト!」
鎹鴉からの伝言を聞き、夜な夜なAを一人想うばかりの日々を脱出できると、
少し心があったかく嬉しかった。
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惡者(プロフ) - つららうめさん» コメントありがとうございます!義勇さんは可愛いですよね(真顔)更新頑張りますね!応援ありがとうございます! (2019年7月25日 23時) (レス) id: b27bb07fee (このIDを非表示/違反報告)
つららうめ - 義勇さん可愛い義勇さん可愛い義勇さん可愛い義y(ry) 本当にこんな素晴らしい小説を恵んで下さりありがとうございます!無理せず頑張ってください!応援してます!! (2019年7月25日 22時) (レス) id: 43324b4bf2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - あーい (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
悪者(プロフ) - 布袋尊さん» はい!応援ありがたきです! (2019年6月9日 23時) (レス) id: e6916f4e47 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - はい!めっちゃ頑張れ! (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年5月4日 17時