ポートマフィアの暴虐姫は青春がしたい！Part2合宿の護衛します！【文スト･ハイキュー】

弱いから ページ18

私はなんであんなこと言ったんだろ。


まだ未練があるから？


それとも、羨ましいって思っちゃったから？


きっと、私のなかで黒くて気持ち悪いものが


ぐるぐる回ってた。


…あ、あれは？


『お母さーーん！』


そこら辺に咲いてる野花をもって、


かわいらしい笑顔を浮かべているのは、


____小さい頃の私だ。


はは、私にも純粋なころがあったな。


でも、まって、この記憶って、やだ。


いやだ、記憶のずっと奥に閉まってたのに。


母『…ｯ！！うるさいわね！！！』


ﾊﾞﾁﾝｯ


『…え？お母さん…、おかっ、うぁ、』


母『あんたのせいであの人が…ｯ！』


ﾊﾞﾁﾝｯ


『う、やめ、やめで！！い、たいよ…、ぅ』


痛い。


わかる、今までで1番痛かった。


虐待されていたんだ。


『か、はｯ…』


１回目を瞑ったの。


そして、目を開けたら赤い血で染まっていた。


一瞬、混乱したけどね。


幼い私でも、わかったんだよ？


____私が殺 したんだ。


よく分からない。


なぜか、持ってたのは血に染まったハンカチ。


なんでハンカチで殺 せたの？


って疑問だったなぁ〜。


だって、まだ異能に気づいてなかったから。


私の異能は刃物にかえる。


まぁ、私は年齢も精神年齢も幼いわけで。


泣いたよ。


お母さん、お母さんって。


夢なら覚めてほしい。


私は、ただ目を瞑った。

いや→←作者でございます

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