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5話 ページ6

『おはよう』


教室の扉を開けると、いつもは騒がしい教室がシンと静まりかえった。


『・・・?おはよう』


「おおおおおおおおおおはようございますですぅぅぅ!!(え、ちょ、誰この可愛子///)」←


不思議そうに思いながら、Aは着席した。


すると、今までの静まりが嘘のようにクラス全員が一斉に叫びだした。


全員「「「えーーーーーーーーーー!!??」」」


『!?・・・どうかしたのか?』


「夜月って女だったのかぁぁぁ!?」


『え、ああ』


「可愛いすぎる!ヤバイ!鼻血出た!!」←
「髪の毛綺麗だし!」
「お持ち帰りしたいぃぃぃぃぃ!!」←


『・・・そんなに驚くことか?』


「当たり前だろ!男かと思ってたけど、神様ありがとーーーーー!!」←


クラス中であがる歓声に戸惑いつつも、どうにか対応する。


ふいに、教室の扉が開いた。


「夜月、ちょっと来て」


その人物はAの手を引いて教室を出ていった。


そこでタイミングよくチャイムが鳴る。

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作者名:黒月夜 | 作成日時:2018年7月19日 18時

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