祝!10000hit ページ6
一日で10000hitを越えました!番外編として"もしも文スト以外の世界にトリップしたら"です!設定は成り代わりのまま変わりません!クロスオーバー注意です!
『・・・ここは・・・?』
目覚めると、小さな船の上にいた。
・・・私は太宰A。文ストの太宰治の成り代わりだ。
成り代わり、のはずだ。
『なのに何故、海にいるんだい?』
いつも通り寝て、いつも通りおきたはずなのに・・・。
『何が、』
ふと、何かに引っ張られる感触。
・・・ではなく、目の前に広がる隈のできた男の顔。
その人物よりも、自分が何故船から男の腕のなかにいるのかで驚いた。
「キャプテン、その子どうしたんですか?」
キャプテン?
微妙に知っているその呼び方に、男の顔。
「拾った」
拾った。じゃない。離せ。
そう思うが、どうにも体が動かない。
男の力が強すぎたのだ。
『どちら様ですか』
抵抗は諦め、普通に話す。
「海賊」
素っ気なく返事をされる。普段の対応がアレなので、Aには新鮮に思えた。
「そう!俺達はハートの海賊団!女の子の船員募集中!!」
「黙れシャチ」
キャプテンと呼ばれる男が、シャチという男を斬った。
『なっ!?』
突然のことすぎて驚くも、斬られた男は自分の首を抱えて笑いかけてきた。
「いやー、ごめんね?これが船長の能力でさー」
『能力?』
まだ離されてなかったAは、男を見上げる。
「俺は悪魔の実の能力者だ」
悪魔の実、海賊、そしてこの見たことのある男の顔。
段々と確信してきた。
『ち、ちなみに名前は・・・?』
男はニヤリと笑う。
「ローだ」
続けて近くにいた人物達も名乗り始めた。
「俺はシャチ!んで、こっちがペンギン!」
「さらにこっちの白クマがベポ」
紹介された結果、確信した。
文ストよりかは詳しくないが、この名前を聞いて分からないわけではない。
ここはワンピースの世界だ。
ロー「ところでお前は何故・・・・・いや、いい。船内でゆっくり聞こう」
怪しく微笑んだことを、Aは見逃さなかった。
シャチ「ついに念願の女の子が船員に!?」
ペンギン「まだ早いだろ。素性も知らないわけだし」
ベポ「でもこの子凄く可愛いから仲間になってくれるとキャプテンも喜ぶよね!」
Aはまた、厄介な人物に好かれてしまったらしい。
取り合えずいつ戻れるかわからないので、"国木田君、書類は任せた"と静かに念じた。
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黒月夜*(プロフ) - 昨夜の狼昨狼さん» ありがとうございます!更新頑張ります!!( ^ω^) (2019年2月15日 19時) (レス) id: f34cbf336c (このIDを非表示/違反報告)
昨夜の狼昨狼(プロフ) - !!!俺が求めてた展開になってて嬉しいです!!気長に待ち続けますんで更新頑張ってくださいね!*×^)/ (2019年2月15日 0時) (レス) id: eeb60ba8fb (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜(プロフ) - めろんぱんさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2019年1月1日 1時) (レス) id: f34cbf336c (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - タイトルに惹かれてイッキ読みしてしまいました!大好きです!更新お待ちしてます! (2018年12月31日 22時) (レス) id: 0025d5f8f2 (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜(プロフ) - 咲希さん» コメントありがとうございます!もっと乱歩さんの可愛さを出せるよう頑張ります! (2018年12月31日 20時) (レス) id: f34cbf336c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒月夜 | 作成日時:2018年9月18日 14時