2話 ページ3
Asaid
ボクは今、イデア先輩の部屋に来た。入学式の様子を聞くためだ。
A「なんかトラブってる？」
リ「Aもいたのか。」
ヴィ「今は新入生3人の魂の形と帰る場所がないってことで騒ぎになっているのよ。」
どういうことだ？異世界から来たのか？
A「その3人って誰なんだ？」
リ「とても呼びにくい名前だよ。」
ヴィ「確か、テンマツカサと、カミシロルイと、コウサカユウ。」
A「呼びにくっ」
イ「ゲームの登場人物みたいな名前ですな……」
こんな時までゲームかい
リ「とりあえずA、現地に来てくれないかい？」
A「まあ、いいよ」
イ「行くなら拙者のタブレットも回収……」
A「おけ」
〜鏡の間〜
A「来たよ〜」
リ「A！早かったね。」
で、ウワサの人はどれだろう？
リ「言ってた3人はこっちにいるよ。」
あの3人？見た目は普通だけど……
リ「ボクは寮生を案内するからもう行くね。」
A「ん。じゃあね、リドル。」
リ「ああ、また教室で。」
リドルが去った後、ボクは新入生達に近づいた。
ユウ「ここ、やっぱり異世界なのかな……」
類「話を聞いている限り、異世界としか思えないねえ」
司「俺たちは、帰れるのだろうか……？」
話しかけてみよう。
A「あの、」
3人「！？」
A「ぁ、驚かせたらごめん。えっと、君たちが噂の……？」
3人「寧々/ちゃん」
A「寧々って誰……」
ユウ「あ、初めまして。あったばっかりなのに寧々って言ってごめんね。私はユウ・コウサカ。よろしくね！」
類「僕はルイ・カミシロ。よろしくね。」
司「俺はツカサ・テンマだ！よろしくな、えっと……」
A「A。A・ジョーカー。」
司「A！」
A「よろしく」
3人「よろしく！」
あ、やば。イデア先輩のタブレット……
A「あ、ジェイド。タブレット知らない？」
ジェ「タブレットならあちらにありましたよ。」
マジか。
A「さんきゅ。」
類「A君。これからオンボロ寮というとこに行くんだけど、来てくれるかい？」
え、オンボロ寮って……あの！？
A「オンボロ寮って……え、あのボロ……じゃない、あの古い寮！？」
司「ああ。どうも場所が掴めなくてな。」
A「まあ、いいけど」
3人「やっぱり寧々/ちゃん」
A「だから寧々って誰……」
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作者名：Moon | 作成日時：2023年8月15日 11時
