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story40 ページ41
Aside
海先生がお仕事に戻った後同じクラスだという男子……疾風君が来た。
初めましてのはずなんだけど、初めましてじゃないような……そんな気がした。
でもそんな疑問はすぐに消した。
小学校の頃からまともに登校していない僕に友達なんているはずがなかったからだ。
クラスメイトにすら顔を覚えられていない。
そんな僕に疾風君は光を照らしてくれた。
友達になろうって言ってくれた。
でも何故か僕の中ではそれ以上を求めてしまっている。
疾風君が帰ってしまって寂しかったのも全部、全部……
この恋のせいなんだと思う。
男が男に恋なんておかしな話だ。
でも僕には関係ない。
たとえ周りから非難されようが何されようが、僕が疾風君を好きな事に変わりはない。
僕は僕なりの恋をする!
そう決めた時、風と共に桜が舞い上がった。
春、僕らは恋をする。
了
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作者名:クロスケ | 作成日時:2019年3月25日 1時