7話 ページ8
そんなの嫌でしょ？と、あざとく…いや、わざとらしく上目遣いを使ってくるウェンティ。
ここに来て有力な情報を持ってる人が口止めされてしまっている。
…ハマってきたピースが、また崩れるような感覚がした。
＿＿石門
「オイラたち、ここ数日で何回も璃月とモンドを行き来してるぞ…」
見慣れた景色に肩を落としたパイモンが呟く。
旅人も苦笑してしまうのは仕方の無いことだった。
はっきり言おう。手詰まりなのだ、
はぁー、とため息をついて、石門にある璃月とモンドの狭間を表す塔に背もたれをつこう……としたところで、旅人は塔の低めのところに紙が貼ってあることに気がついた。
「パイモン…これ、」
紙には、子供が書いたような、拙い字でこうかいてあった。
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人をさがしています
モンドのかみの目の入れものに入った、ほのうのかみの目をもっている、おねえちゃんです。
ぼくがまものにおそわれそうになっていたときにたすけてくれました。
おれえがいいたいので、しってる人はぼくにおしえてください
シュンシン
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「蛍！これって…！、！ 」
「うん、Aのことだと思う」
誤字やひらがなで読みにくいものの、Aのことを指しているのは明確だった。
シュンシンって誰だ…とパイモンが旅人に話しかけようとした時だった。
「おねえちゃん！、！この人をしってるの？」
「どわぁ！？」
背丈の低い容姿に、男の子にしては高めのソプラノボイス。
いきなり話しかけられて、パイモンはひっくり返ってしまったが…
「あ、ぼくは
真俊を上から下までじろり、と眺めた旅人は、そのまま視線を塔に貼ってある紙へと移した。
彼が全力で手を挙げて、ようやく届きそうな距離。うん。間違いない。
「真俊、私、その人のこと知ってるかも。
その時の様子、詳しく教えてくれない？」
「うん！えっとね、ぼくがそのへんにいるスライムにおそわれちゃってた時に、おねぇさんが来てくれて、"音の輪！広がれ！"っていって、ぼくをたすけてくれたところで、ぼく、びっくりしてたおれちゃって…」
おきたら、いえのまえにいたんだ。と不思議そうに言う真俊に、旅人とパイモンは確信が着いてきた。
そして旅人の頭に、最後のピースが嵌った。
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黒瀬(プロフ) - 藤田瑠那さん» プロフのとこからボードで一言やって貰えればなて思いま、！！ (8月12日 19時) (
レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)
藤田瑠那(プロフ) - コミュってどこから来ればいいですか？ (8月11日 19時) (レス) id: 267f7c0d2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 藤田瑠那さん» えよろしいんですか！？！お願いしたいです、！あまりコメント欄での雑談は好かれないらしいので御手数ですがコミューに来てもらってもよろしいでしょうか、？！ (8月11日 14時) (レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)
藤田瑠那(プロフ) - 私もう黒瀬さんとフレンドになりたいです！ (8月10日 23時) (レス) id: 267f7c0d2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - おにぎりぎ＊さん» 返信遅れてすみません！！！え！フレンド！！いいんですかｯｯ！？(過呼吸)良ければなりたいです！こんな人ですがならせてくださーーっ！ (8月10日 14時) (レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬 | 作成日時：2022年11月24日 17時
