【探偵チームKZ事件ノート】×【カゲプロ】 絆は知っている

＊五十九話 ページ18

外から門が開く音がする。

皆、家を特定するの早すぎる。

もう少し。

もう少しの辛抱だ。

静かに立ち上がり本だなから何冊か本を取り出す。

若武「あ、こんにちわ！やっぱり星輝さんの家なんですか？」

キド「多分そうなんだが。あいつは何処にもいない。」

エネ「GPSはここなんですけどね…」

カノ「じゃ、残るはこの部屋。」

私がいる部屋のドアの部を激しく回す。

上杉「貸してみてください」

黒木「万能キーか」

私は静かに笑った。

”そんなので開くわけないでしょ。”

ｶﾁｬ

静かに音を立てた。

若武「ナイス！」

そう言って派手にドアノブを回して引っ張った。

若武「あれ？」

キド「おいカノ。前Aがもらった能力って。」

カノ「確か、目を止める…。」

セト「じゃ、それで扉を止めてるとか？」

マリー「じ、じゃあ。ど、ど、どうするの？」

そうもできないよ。

諦めて。

私はまた能力を使う。

「目を止める」30分。

こうしないと、タイムアップとなりドアが開く。

こまめにしないと危ないからね。

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