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『私ね、今まで本気で好きになった人がいなかった。けど初めて人を好きになったの。けどその人は好きになってはいけない人なの。
今では仲良くしてるけど、気持ち伝えることで今の関係が壊れるんじゃないかって、怖くて、』
キャン「あたいはちゃんと伝えた方がいいと思うよ?」
コル「俺も、そう思う。」
ベ「ええ、そうね。ちゃんと言った方がいいわ。実ったとしても実らなかったとしても私たちは応援するしAから離れたりなんかしないわよ?だって大切な家族じゃない」
ベル姉にそんな事言われて本当に嬉しかった。
私は涙をためながら『ありがとう』っと言った。
キャン「けどAの初恋の相手か〜、一体誰なんだい?」
『皆がよく知ってる人だよ』
ベ「ふふっ、笑」
『なんでベル姉笑ってるのさ!』
ベ「だって、貴方の好きな人ってジンの事でしょ?」
私は一気に顔を赤くした。
『なっ、なっ、なんで!?』
ベ「動揺しすぎよ。けどジンはちゃんと伝えないと分からないわよ?好意なら尚更ね。」
『まぁ、ジンが好意を向けられることあんまりないもんね、笑』
キャン「あたいは2人お似合いだと思うよ!」
コル「お似合いだな」
そう言われて嬉しくなった。
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作者名:朔弥 | 作成日時:2019年9月16日 19時