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組合の白鯨に潜入する探偵社の作戦は、
何故か芥川の耳にも届いていたそうで、またもや単独行動をしているそうだ。
「大方治の差し金。良いように扱われて、全く」
「津島さん、どうします?」
「放って置きな。僕等が今から動いたとしても探偵社の邪魔になりかねない」
何方にせよ、今から白鯨への潜入をしたところで意味がない。
今はあの二人に任せるしかない。
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夕日に照らされたヨコハマの街。
白鯨が街の手前の海に墜落した。
ヨコハマは、二人の異能力者によって救われたのだ。
津島が到着した時は、探偵社は引き上げた後だった。
何故か白目を剥いて気絶している芥川が転がっている。
「僕は運び屋じゃないんだけどな」
そう呟きながらも、倒れる芥川を黒犬に乗せて運ばせた。
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ルビー - 4ネタも見てみたいと思いました。すごく素敵なお話でした。 (2021年9月22日 7時) (レス) @page21 id: dc0e15f974 (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - 暁郗さん» ご指摘ありがとうございます。別の兄妹の変換ミスです。弟です弟。 (2021年1月24日 17時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
暁郗 - 兄妹?え、兄妹??妹…だったの!? (2021年1月24日 17時) (レス) id: 14cb33816d (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - ノルさん» コメントありがとうございます。喜んで頂けて良かったです。 (2021年1月11日 22時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
ノル - 展開が面白すぎて一気に読み進めれました…! 更新楽しみに待ってます!ご無理のない程度に頑張って下さい(*´ω`*) (2021年1月11日 20時) (レス) id: 2991e696be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2020年12月29日 21時