【呪術廻戦】妹も頑張る〜番外編〜２

　楽しそうだね ページ31

.





「……」





じっと悠仁が伏黒を見ていた。





「何だ？」



「何だか、いつもより伏黒さんと目線が近いなぁって思いまして」



「……そうか」



「何ちょっと照れてんのよ、むっつり」



「お前は黙ってろ」



『俺も、何かこの目線新鮮だわ』





そう言いながらAは皆を見渡した。





『Aって、俺等の中じゃ一番小さいよな』



「こ、これからもっと伸びるよ！ 真希さんくらいに！」



「偉い成長だな」



「Aはこのくらいが丁度いいわよ」



「えぇ〜」









「やっほ〜っ！ 何か悠仁とAが面白い事になってるって硝子から聞いたから来ちゃった！」



「「うわっ面倒臭いのが来やがった」」



「声出てるからね、恵、野薔薇」





教室に入って来た五条。





『あっ！ 五条せんせー！』



「おぉ、いつもよりテンション高いAだ」





Aが五条に近付いて、忙しなく五条の周りをぐるぐる回る。





『先生やっぱおっきいねっ！』



「でしょでしょ〜。ほら〜、高い高〜い」



『わ〜いっ！』



「「おいっ！」」





自然な流れで五条がAを持ち上げた。

それにノリ良くはしゃぐAに、思わず伏黒と釘崎がツッコんだ。





「何してんだこの変態教師っ！」



「えぇ〜、だっていつもよりAが子供っぽく見えて、つい」



「ついじゃねぇよ」



「お前も何喜んでんだよ」



『いや何か持ち上げられるのってあんまねぇから、つい』



「ついじゃねぇ」



「お兄ちゃん、恥ずかしいからやめて」





――――――――――――――――――――――――――――――

パルフェ様 からのリクエスト

「悠仁と妹が入れ替わる話」





.

ショッピングへ行こう→←入れ替わってる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す