検索窓
今日:9 hit、昨日:5 hit、合計:80,128 hit

最近気になること ページ18

.





ここ最近気になっていることがある。

ラフな服装に帽子を目深に被った20代後半の男性を良く見掛ける様になった。





近所に住んでいるなら見掛けるのは当然、と思ったがその人の服装は毎日同じ。

登校中、下校中は勿論、買い物へ出掛けた時など、外を歩いている時にふと気付けば視界に入る。

しかも、私が歩いている少し後ろに居るのだ。





その人を見掛ける様になってから、今日で10日目。

流石に不審に思い、その日の夜、兄達に相談を持ち掛けた。





「「「いやもっと早く言えやっ!」」」





兄と伏黒さん、野薔薇さんが口を揃えて叫んだ。





「後ろに居る時点で普通おかしいと思うだろ」



「どんだけ鈍いのよアンタッ! その状態で良く10日も我慢出来たわね!」



「危ない奴だったどうすんだよっ! 何か遭ってからじゃ遅いんだぞっ!」



『ご、ごめんなさい……』





余りの勢いに私は思わず謝罪した。





「それ、間違いなくストーカーだろ」



「よし、明日張り込んでとっ捕まえるわよ!」





決まってしまえば早い話で、明日買い物に出掛ける装いでストーカーを捕まえる計画がなされた。









.









翌日、A達は街を訪れていた。

Aが一人歩いているのをこっそり影から見守りながら、

件の不振人物を捕まえると言う計画だ。





しかし、毎日見掛けるとは言ったものの、今日も現れるかと言えば断言出来ない。

不安な要素がありながらも3人で張り込みをしていると……。





「……居たぞ」





Aが言っていた特徴の男が、彼女の数メートル後ろに立って居た。

表情は帽子で見えないが、確実に視線はAの方を向いていた。





「言ってた特徴そのまんまじゃん。服装の柄も同じだし」



「つーかあれ、ちょっとおかしくない?」





男の雰囲気に違和感を憶える。

まるで生気を感じられない。

周りの人と明らかに存在感が違う。





「あれじゃあ、まるで――」









「呪霊だね、あれ」









バッと3人が後ろを振り返ると、五条が立って居た。





.

 尾行開始→← 今日も仲良し



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (154 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
338人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かさ(プロフ) - 番外編も大好きですぅうう!! (2022年7月2日 12時) (レス) @page39 id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
ケコ - 大好きです!!!!! (2022年6月20日 1時) (レス) @page19 id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
パルフェ - ネコパフェさんいつもリクエスト聞いてくれてありがとうございます (2021年7月14日 20時) (レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
パルフェ - うーん悩みますね五条先生と一緒に捕えられて封印するときは別々ですかねちなみに渋谷のハロウィンで封印されてるところがいいんですけどお願いしてもいいですか? (2021年7月14日 20時) (レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - パルフェさん» リクエストありがとうございます。この場合、五条さんと一緒? それとも別の場所でですかね? (2021年7月11日 22時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2021年6月19日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。