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妹と落とし物 ページ33

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「あ、やっべー忘れてた」





地下室で冷蔵庫を覗いていた悠仁が声を上げた。





『どうしたの?』



「飲み物そろそろ切れそうだったの伊地知さんに伝えんの忘れてた。五条先生も用事で居ないし」



『それくらいなら私が自販機で買って来るよ』



「大丈夫? 迷わねぇ?」



『こ、今度は大丈夫だよっ!』



「今度はケータイ持ってけよ」



『だから大丈夫だってっ!』





Aはむっと頬を膨らませながら、クーラーボックスと携帯電話を持って出掛けた。





『はぁー……外、暑ー』





本格的に夏になり、青と白がはっきりとした晴天の空。

Aは手で眩しい日差しを遮ってその空を仰いだ。









『……? 何だろ。訓練中なのかな?』





遠くの方で地響きの様な音がした。

音のした方を向きながら自販機へ向かっていると、何か空でヒラヒラと舞っていた。

それが丁度目の前の地面に落ちたので、私は拾い上げた。





『……高田ちゃん?』





何かのチケットみたい。

携帯電話で検索して見ると、千葉県で行われるアイドルとの握手会イベントのものだ。





『今日の日付だ。こんな大事な物誰が……あ、注文者氏名――』









――東堂葵









初めて見る名前。

高専内に落ちていたということは、伏黒さん達の先輩か、または高専関係者だろうか。

後で聞いてみよう。





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愛菜(プロフ) - 脹相大好きなので妹ちゃんとの絡みが待ち遠しいです…!! (2021年3月31日 4時) (レス) id: 6adb5175f1 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - すっごい面白かったです!更新頑張ってください!! (2021年3月16日 23時) (レス) id: eb3104731e (このIDを非表示/違反報告)
ムスビ - 最後まで描き続けてください誤字てしまったので書き直しました (2021年3月12日 10時) (レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
ムスビ - この小説は最後まで続けて欲しいですだから絶対かかったきてください応援しています (2021年3月12日 10時) (レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - ムスビさん» 嬉しいコメントありがとうございます! 頑張ります! (2021年3月11日 22時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2021年1月27日 23時

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