【呪術廻戦】こっち来んな呪術師！

労われ ページ22

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目を覚ましたらベッドに横になっていた。

カーテンで周りが遮られてここが何処なのか分からない。

病院かと思いきや、そうではないことが分かった。









「よぉ、気分はどうだ？」









カーテンが開かれそこに立っていた人物の顔を見たからだ。

ムカつく白髪のサングラスかよ。

俺は盛大に舌打ちをした





『何だよ美人看護師じゃねぇのかよ萎えた』



「あぁ？」





五条の顔を見ない様に顔を背けてまた目を閉じた。





『しかも手ぶらかよ……出直して来い』



「おい寝ようとすんな起きやがれ！」





そう言って五条に掛け布団を剥ぎ取られ、胸倉を掴まれ揺すられた。





「お前が目覚めねぇと話進まねぇんだよ起きろっおい！」



『起きて欲しいなら美人看護師か見舞い品持って来いよ』



「俺の拳骨が見舞い品ってのはどうだ？」



『お前は拳骨貰って嬉しいわけ？ 貰われる人の気持ちくらいちゃんと考えろよ』



「こんのぉ〜……」





プルプルと拳が震える五条。





そんな時に部屋のドアがガラガラと開いた。









「あ、目が覚めたんだね。良かった」









ベッドの俺を見て夏油がニッコリ笑った。

手にはフルーツが入った籠。





「で？ 悟、君は何をしているのかな？」



「傑！ 此奴殴って良いよな！？」



「良いわけあるか」





ペシッと五条を軽く叩いて引き剥がした。





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