□ほうせき14 ページ17
ゆったりとパレスを回っていても結局暇になった。
A「今何時だっけ」
そう呟きながら、ジュエルポッドを確認する。
9:15
そう刻まれた時計を見つめながら昨日、カイエンに言われた事を思い出す。
A「9:30に街に繋がる橋…」
今いる場所からなら多分丁度につく。
どうせ街に行くならその橋を通るんだし行こう。
(もし彼が待ってたら可哀想だし)
(たまたま偶然って装えばいいし)
(ずっと着いてくるなら荷物持ちをさせれば…)
なんて意味の無い言い訳を考えながら歩く。
A「もうすぐ橋よね。」
まだ、彼は来てn____る?!
時間を確認すれば9:27。
(ちゃんと時間を守るいいひとだなぁ。)
心の中で呟いていると
カイエン「ちゃんと来てくれたんだ」
なんて言って私の方に近づいてくる。
A「私もたまたま街に用があったし。それに…」
カイエン「それに?」
A「それに、あなたがずっと待ってたら可哀想だなって思っただけよ」
そう言うと少しの間、カイエンは私の顔をじっと見つめていた。
流石に恥ずかしくなったので焦って目をそらす。
A「な、何っ!何か言いたいわけ?」
なんて焦って大きい声をだす
カイエン「いや別に。さ、早く行こーぜ!!」
そう言って私の手を掴み歩き出す。
A「そんなに急いだってお店あいてないんじゃ…」
カイエン「いや、1個だけ空いてるところがあるんだ」
って言い、どんどん先に進んでいく。
まだシャッターのしまったお店やCLOSEと書かれたお店を通り過ぎて街の端っこまで来た。
そこにあったのは______
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ユウナ(プロフ) - 面白すぎるので是非更新お願い致しますm(*_ _)m (2019年2月21日 17時) (レス) id: f1aa1ce79c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あろま | 作成日時:2018年1月18日 9時