過保護がすぎる大恋愛【青】２

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お葬式も終わってぱぱがお家に帰ってきた
私たちも翔太と照くんの車で帰宅

ちゃんと話す
そう、ぱぱともさっき約束したから

だからそろそろハッキリさせなきゃいけない




「 ラウちゃん、ままのお話聞いてくれる？」


ラウ「 いいよぉ 」


渡辺「 よし。行っておいで 」


ラウ「 うん！」




皆には、リビングに居てもらって
ラウールを連れて隣の和室に入る




「 ラウはさ、ぱぱもままも好き？」


ラウ「 だいすき！」


「 ままもラウちゃん大好きだよ。でもね、ままのぱぱとままのこと…じぃじやばぁばが同じくらい大好きなの。わかるかな？」


ラウ「 うん！」


「 …じぃじがお星様になったでしょ？だからこれから、ばぁばは1人になっちゃうの 」


ラウ「 かなし？」


「 うん、悲しい。えんえんしてる 」


ラウ「 らうがよしよししてあげる！」


「 ありがとう。あのね？まま、ばぁばと一緒にいてあげたいんだ 」


ラウ「 …？」


「 難しいよね。…ぱぱとまま、最近いっぱい喧嘩しちゃってラウにいっぱいえんえんさせちゃったよね。喧嘩を終わらせるには、ばいばいしなきゃいけないんだ 」


ラウ「 らうも…ばいばい？」


「 らう、ままと一緒に来てくれる？ 」


ラウ「 …っ、ばいばい、なの？」


「 ぱぱとは、ばいばいしなきゃいけない 」


ラウ「 ふぇっ、ばいばい、やぁ…っ、」




そうだよね…
嫌だよね、いきなりばいばいだなんて




「 ごめんね、嫌だね。…でもね？日本にはしょーとだてさんもいるよ？樹もたろもねねもみーんないる。阿部ちゃんもね？お仕事で日本に来るんだ。今よりもお外でたっくさん遊べるし、美味しいご飯だってたくさんあるよ？」


「 絶対ラウに寂しい思いはさせないから…ままと一緒に日本に来てくれるかな 」





どれくらい経ったのかな、ずっとラウが泣いてて
その背中をさすってあげることしか出来なくて


でもいきなり、ラウが喋りだしたの





ラウ「 …ｸﾞｽｯ、ままといる 」


「 ラウ 」


ラウ「 らう、ままといる！ 」


「 ごめんね、こんなままでごめん…っ、」


ラウ「 ままぁ、よしよし！！」


「 ふふっ笑 ありがとう、ラウちゃん。ふたりで頑張ろうね 」





渡辺「 こら、ふたりじゃないだろ 」


宮舘「 そうだよ？みんな居るからさ 」


阿部「 楽しみだな〜久しぶりの日本！」


岩本「 らう、いっぱい遊ぼうな 」




『 おかえり、A、ラウちゃん 』


「 …っただいま！」





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