会議1 ページ7
〜小塚side〜
「はーい、じゃあ、今日はこれで授業終わりなあ。ちゃんと復習してくること。」
ふう、やっと授業おわった。
あれ、今日、集合がかかったんだっけ。
早くいかなきゃ。
ーー。。。5分後。。。ーー
「オーイ、小塚! こっちだ!」
あ、若武達、もういる。
いないのは。。。アーヤだけ?
「あれ、アーヤは?」
「立花は、今日秀明に来てねーよ。」
上杉がそういった瞬間に、黒木の表情がフッっと、真剣になったような気がした。
あれ、気のせいかなあ?
「おい、上杉、おまえ、立花のこと、ずっと待ってたのかあ?」
「はあ?集合があるって伝えとけっていったの、誰だよ。」
「おまえが行くことねーだろ。」
「じゃあ、誰が行くっつんだよ。。立花がいねーからって、機嫌そこねてんじゃねーよ、バカ武。」
「それはこっちだのセリフだー、アホ杉。おまえ、喧嘩売ってんのかあ?」
僕が相変わらずだなあ、と思って、あきれていると、美門が口を開いた。
「そろそろ、黙れよ。喧嘩してる暇があったら、アーヤの心配してあげなよ。二人とも、アーヤのことが心配なのは、一緒だろ?」
上杉と若武は、こいつと同類にすんなよ、と言わんばかりに、にらみあっていたけど、喧嘩はやめた。
「それにしても、アーヤ、どうしたんだろう。今日、学校来てたのに。。。」
「急に熱とか、か?」
僕は、黒木に目をやった。
やはり、何か考え込んでるようだった。
いつも、話をまとめて、本題に持ってくのは、黒木なんだけど。。。
しょうがないか、僕がやろう。
「アーヤには、今日帰ったら連絡してみればいいんじゃない? いまは、会議なんだし。」
「そういや、おまえ、何のそのために集合かけたんだ?」
「いや。。。KZ大憲章についてだったんだが、アーヤがいないから、ダメ、か。」
「あっそ、じゃあ、俺帰るかんな。」
上杉がそう言って立ち上がろうとすると、黒木が静かにいった。
「いや、まて。俺から報告がある。」
「。。。。。」
「アーヤについて、だ。」
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ねね - すごく面白かったですー!『クソババア』と言っていたとか1人で大爆笑していたところとか何か!こう、、いろんなところが滅茶苦茶面白かったです! (2021年5月16日 14時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
Aoba(プロフ) - 頑張ってください!応援しています。 (2020年4月9日 18時) (レス) id: 77f3349879 (このIDを非表示/違反報告)
樹 - すごく面白かったです!楽しませてくれて、ありがとうm(_ _)m (2019年3月25日 13時) (レス) id: 5a9099a0c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - smyさん» レス遅れてしまって、大変申し訳ありません!リク、ありがとうございます!今は、ヤバいほど掛け持ちしてて、書こうとしている小説が、大量なので、それが落ち着いてきたら是非書きたいです! (2018年5月10日 8時) (レス) id: 267fae23b3 (このIDを非表示/違反報告)
smy - 続編!!!!!!?個人的な意見なんですけど、浜田の文化祭にKZ+裕樹さんが行って一波乱…みたいなのをお願いします。できればで全然OKです! (2018年4月30日 21時) (レス) id: abfddd4c56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒木玲奈 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aishou_kz
作成日時:2018年3月31日 20時