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「いっ、イチマツ…ちょっと、いい…?」



あのニキビの人が来た。

そう言えば、この人も兄弟だったんだ。

本当に全然似ていない。




「…何?カラマツ兄さん。」



イチマツが明らかに不機嫌そうに顔を顰める。

嫌いなのかな?



「イチマツ…?」



試しに声をかけてみた。



「何?(貴方)。」



普通のイチマツ。さっきのイチマツはどうしたんだろう。




「あれ、カラマツ。帰ってきてたんだ。」



おそ松が帰ってきた。



「おそ松兄さん。どこ行ってたの。」



イチマツがカラマツさんから逃げるようにおそ松の方に行く。

カラマツさんは「あっ…。」と言って立ち止まった。

そしてくるりと踵を返してとんとんと上に上がって行った。




「(貴方)〜、ほれ。」



おそ松からぽーんと投げられたものはアイス。




「なんでアイス?」



「んー、なんかねお前寝言で『雪見だいふく〜』って言ってたから。」



「うそ、寝言言ってた?」




「うん。」



「まじかぁ。」




そう言いながらおそ松とイチマツの元へと行く。

寝言とか…。

起きたら寝てるってことはしばしばあったけど

寝言はあんまないと思ってたのに…。



「ねぇ、イチマツって漢字、どう書くの?」



「んー、漢数字の一に、松の木の松。」



「一松…か。おそ松と似てるね。」



「そう?」



パクパクと私たち3人はアイスを食べ進める。

おそ松はブラックモンブラン。

一松は爽。

私は雪見だいふく。


すると、おそ松が思い出したように



「あ、アイスむっちゃ買ってきたから冷凍庫入れないと。」



と立ち上がったので



「アイス、何個買ってきたの?」



と聞いた。どうせなら上のチョロマツさんとカラマツさんにあげたい。



「んーとね、4つ…かな。

スーパーカップと、パルムと、ピノと、アイスの実。

春なのにこんなに売ってるんだよね。」




「そんなにあるのか…。

じゃあ、チョロマツさんとカラマツさんにあげない?」



「「…え。」」



「え?」

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作者名:永遠 | 作成日時:2019年2月23日 23時

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