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『ここのも美味しい！』
「でしょ？俺のオススメ」
数ある俺の行きつけの店の中の一つ
目の前で美味しそうに食べるのを見るだけで
連れて来て良かったと思う
あの日から暇をみつけては誘って食事に行ってる
少しでもAちゃんと一緒にいたいから
それに回数を重ねるにつれて敬語が大分無くなった
いい進歩じゃない？
嬉しくてつい酒が進む
そんな俺をジーッと見つめるから
「俺の顔になにかついてる？」
『いえ、変わらないなぁと』
「あぁ、俺酒強いからね」
『どうやったら櫻井さんのように強くなれます？』
「フハッまさか俺を目指してんの？(笑)」
『日々特訓中(笑)』
「やめときなよ(笑)」
そんな時、楽しい空気を引き裂く電話がかかってきた
無視したけどしつこくてAちゃんに気づかれて
しぶしぶ電話に出た
「もしもし」
「あ、翔？久しぶりね」
甘ったるい声に無意識に眉間に力が入る
「なんの用だよ」
「話があるから翔の家で待ってるね」
「俺はないんだけど」
「じゃあね、早く来て」
「おい！･･･切りやがった」
俺の予定なんかお構い無しかよ
でもここでほっとくと本当にずっといるから
さっさと帰ってもらわないと
「ごめん･･･急に用事が出来て行かなきゃならなくなった」
もっと居たかったのに･･･
申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら家に帰ると
「翔！」
「名前呼ぶなよ」
案の定外で待ってた
目立つような服を着てるからすぐに分かった
「で？話って？」
食事を邪魔されて若干イライラしながら聞くと
「あのね、私あなたとやり直したいの」
「は？」
耳を疑うような事を言った
「やっぱり彼より翔の方がいいと思ったの」
「何言ってんの？」
「あと時の私はどうかしてたわ」
俺の方がどうかしてたよ
「あなたを選ばなかったなんて」
お前なんかと付き合ってたなんて
「･･･彼氏はどうしたんだよ」
「別れたの だから」
「言っとくけど、俺は付き合うつもりないから」
なにショック受けてんだよ
「･･･好きな子でも出来たの？」
「お前に言う必要ないだろ」
もう帰ってくれと言おうとしたら
・
無理やり口付けてきた
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リス(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます！続きは近々アップするのでもう暫くお待ち下さい (2019年5月12日 11時) (
レス) id: f3ab4dd572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします待ってます (2019年5月11日 11時) (レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リス | 作成日時：2019年4月27日 18時
