キオクイ。「記憶喰い」【ツイステ】【男主】 (ページ4)

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「よしじゃあ、2人で2年のほうきに乗れ！そして、俺に見せろ！カッコよく、空を飛べよ！」

相変わらずバルガス先生はテンションが高えな。

『あいよ～。ユウちゃん、僕の乗って』

「はい！わかりました！」

ユウちゃんが僕の後ろに乗った。

『ok？僕に捕まってね！』

と言うとユウちゃんはコクリと頷いて僕に捕まった。

『レディ・ゴー！』

そう僕は言うと、空へと急上昇した。

「ひいいいいいいいいいい」

『ヒャッホー！最高ー！！』

ある程度高いところに来たらほうきを止める。

「A先輩、楽しいです！でも、たった10秒でナイトレイブンカレッジが見下ろせる高さまで飛べるとか…………怖い」

『あはは、怖い？まぁまぁ！楽しいじゃん！』

「それはそうですけど…」

『ここでジェットコースター気分にしてあげる！行くよ！』

そして再び急発進する。

「えっえええええ！」

『くふふはああはは、最高ー！』

しばらく空で遊んだ後、地表に降りた。
するとバルガス先生がやって来た。

「ひぃ、また怒られる！」

「おい！A、監督生、ぶっちぎりで最高だったぞ！今回も一位はお前だ！」

『あざっす～』「えっ…！」

他人の下手くそな飛行術を大笑いしていると、ユウちゃんが来た。

「その………A先輩って成績も学年1位って聞いたんですけど本当ですか？」

『そーだよ～何か不思議な点でも？？』

「あのっ！僕にも勉強を教えてくれませんか！お願いします！」

いきなりで驚いた。が、真剣に頭を下げているユウちゃんを見て僕も良いと思った。

『いいよ～！あ、もちろん対価は無しでいいからね！くふふふあは！なんとなくだけど僕に任せてね～』

「ありがとうございます！」

ラギー君がボヤいていたのはまた別のお話。