5.爆弾発言 ページ6
A｢まぁかっこいいから別にいいけど｣
乃木｢でしょ〜？まぁ何色に染めててもかっこいいんだけど♡｣
A｢それもそうだね
そうだ、せっかくだからこの辺案内してよ｣
乃木に目を合わせると、何故かぽかんとこちらを見つめていた。
A｢…え、なに？｣
乃木｢…いや、Aってさぁ｣
A｢うん？｣
乃木｢…んや、やっぱなんでもない！｣
？？？
少し気になるっちゃ気になるけど、乃木の事だし大したことじゃない気もする。
乃木｢じゃあさ、俺の家来る？｣
A｢乃木の家？！行きたい！！｣
ロッティ｢そうだな…そろそろいい時間だし、お昼にするか｣
ユイ｢賛成！｣
乃木｢俺も疲れて腹減ったわ〜｣
A｢いや乃木なんもしてなくない？｣
乃木｢まあまあ、細かいことはいいじゃん？｣
A｢んー、いっか｣
マット｢僕はここでもう少し調べてみるよ｣
ミズチ｢じゃああたしもここで食べようかしら｣
ノーマル｢かしこまりました、お嬢様｣
ダニエル｢アイリーンと一緒に食べてくる｣
A｢じゃあ各々昼休憩ってことで、解散！｣
ーーー
乃木宅
A｢わ〜！！すごー！｣
中は何かと広く、乃木1人には勿体ない程だった。
と、思ったら。
A｢シェアハウス…ね｣
乃木｢そー！俺の提案でロッティに住んでもらってんの！
長期休みの時はユイちゃんにも泊まってもらってるし！｣
ふーん。男二人に女一人。
ほー？
A｢2人とも犯罪犯す系だったんだ｣
ロッティ｢なっ、や、やましいことは何もしてない…！！｣
ユイ｢やましい…？…はっ！！
あぁぁあぁあの、Aちゃんほんとに何もないよ？！？！｣
A｢いやその反応余計怪しくない？？｣
乃木｢2人ともって俺も入ってる？？｣
A｢そりゃそうでしょ｣
乃木｢んふふー、ちょっと耳貸してみ｣
楽しそうな顔で言われ、不思議に思いつつも私は乃木に耳を寄せた。
乃木｢あの二人、両思い｣
………
りょうおもい…
A｢…まっっじで？！！！｣
乃木｢見てたら分かるって！まじでラブラブだから♡｣
乃木にそう言われすぐさま2人を見つめる。
ユイ｢ほ、ほんとに無いから…｣
ロッティ｢あ、ああ…｣
赤面でもじもじとしている2人を見ていると、自ずと口角が上がってきてしまう。
A｢これは、確定｣
乃木｢だろー？｣
A｢いいなー、彼氏｣
…乃木って彼女持ちだったりするのかなぁなんて考えちゃったのは内緒。
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作者名：霊来 | 作成日時：2023年7月27日 4時
