最後の日常 ページ4
父「お!おはようA!」
「おはよーお父さん」
外から新聞を持って帰ってきたのはお父さん。
朝早いのに、いつものスウェットではなくもう着替えていた
「あれ、今日は二人はどこか出掛けるの?」
母「そうよ、今日はお父さんと海の近くのお店でランチするの。そうだ!Aも行く?」
「私はいいよ!」
即答で首を横に振ると、お母さんもお父さんも不思議そうな顔をする
「せっかく二人きりなんだから!二人でデートしてきてよ、ね?」
ニヤニヤしながらお母さんとお父さんの顔を覗き込むようにして見ると、二人は顔をポッと赤らめた
母「え!デート!?//」
父「そうかぁ、デートな、照れるなぁ、あはは//」
かわいい!付き合いたてかよ!
ほんとに仲がいいなぁもう!
ほっこりだよ!!
父「ああ!もうこんな時間だよ」
母「そうね、そろそろ出ましょうか!」
「夜ご飯は私作っとくね!いってらっしゃーい」
母「ありがとう!お願いね〜!いってきます!」
父「いってきます!」
笑顔で玄関を出た二人にひらひらと手をふり、車が出るのを見送った
さて、私は暇だからアニメでも見て過ごそう(笑)
久しぶりに進撃見よっかなー…
今日一日ずっとテレビ前のソファーで座ってるかも…
そうして夕方頃、やっと動き出した私は夕飯のハンバーグを作っていた
料理はたまにしかしないけど好きなので、さっと出来上がる
「よっしゃ完成!」
うん、いいにおい!
お父さんお母さん何時くらいに帰ってくるんだろ?
ハンバーグ作ってる間に6時過ぎちゃったけどなぁ…
もう、冷めちゃうぞ〜…
お風呂に入ってマンガを読んで、8時を回っても帰ってこない
夜は食べて帰ってくるのかな…?
そう思ってもう自分の分は食べてしまった。
あとはラップをして冷蔵庫に入れておく
そして、
時計の短い針が10を指した頃、家の電話が鳴った
「はい、」
『如月さんのお宅ですか!?娘さん!?』
「え、あ、はい。そうですが…」
『どうか落ち着いて聞いてください、』
あなたのお父さんとお母さんが交通事故で亡くなりました
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咲(プロフ) - めちゃくちゃ泣きました。大号泣です(´;ω;`) (2019年10月28日 8時) (レス) id: b485c04083 (このIDを非表示/違反報告)
はやゆか - この作品を読んで号泣した一人です。更新楽しみにしています。 (2019年1月30日 2時) (レス) id: 2334c267ac (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 最後、めっちゃ泣きました。こんなに泣いたの久しぶりってくらい。続編はどんな感じになるんだろう。これから読むのが楽しみです!! (2018年10月16日 13時) (レス) id: 2082d86ac9 (このIDを非表示/違反報告)
声優って良いよね。 - 号泣じゃ収まらん......大号泣...... (2018年7月14日 15時) (レス) id: d5b8d65653 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - …………。°(°`ω´ °)°。ピィー!!!!!!!なにこの作品!感動するんだけど!。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウワァァァン!!!!!更新頑張ってください!!!!! (2017年11月14日 4時) (レス) id: 15a90a5b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:國村 楓 | 作成日時:2016年7月3日 6時