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新しい生活 ページ22

神「小野くん。」

小「はい。」

神「僕さっき梶くんに何て言ってたっけ」

小「『朝からうるさい』です。」

神「僕が君に言いたいことわかる?」

小「『朝からうるさい』です。」







みんな静かに!只今神谷さんによる小野さんへの絶賛説教中だよ!

って小野さんごめん!
the 私のせい

でも私もちゃんと小野さんの隣で正座して説教くらってます!



神「まったく……」
説教が一通り終わった神谷さんはため息をついた。
神「でも珍しいね、小野くん」
小「え?」
「何がですか??」

神「小野くんすーーっごく人見知りだからなかなかね、会ったばかりの人と話せないし、目すら合わせないんだよ。」
「へー!」
小「え、えへへ〜…」

神「俺らんときなんか、ラジオで話さなきゃいけなかったんだけどさ、こいつ虚空を見つめて話してたんだよ!?」
小「お互い超人見知り発動でしたね!」
神「いや発動してんのお前だけだから!」

たしかに神谷さんと話している小野さんはさっきみたいに少し緊張した感じではないかも

小「いや〜…なんかAちゃんの雰囲気?ですかね、話しやすいんですよ」
「え、」

神「あ〜…
わかるわかる。
なんかきつくない感じがして安心するよね」
小「俺もそれ思いました!」

「え、いやいやそんな…ありがとうございます…?」

そんなこと言われたの初めてなんですけど〜…!
お礼言ったけどこれでよかったのかな

「そ、それよりも神谷さん!話さなきゃいけないことって…」

神「あ、そうそう、これなんだけど…」

そう言って取り出したのはパンフレットのようなものと何枚かの紙

机の上に並べられたそれを小野さんと一緒に覗き込んだ

それは高校の資料だった

神「ここからじゃ今までのAちゃんの高校に通えないんだ、
だからこの学校に転入することになっちゃうんだけど…大丈夫?」


そっか、高校…

今までの友達とも別れることになるのか
最後に挨拶も何も言えないのは悲しいけど…
ここは私が住んでいた所からずいぶん遠いし
私の学校の周辺に駅なんかも無いので通うことはできない。

ってことは新しい学校に転入なのか

新しい学校で上手くやってけるかな


神「Aちゃん?やっぱり…」
なかなか答えない私に少し心配そうな顔をする神谷さん
「あっはい!大丈夫です!全然!」

慌てて返事を返すも少し不安が残っていた。

心配無用!→←かっこ良くて優しいって



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(プロフ) - めちゃくちゃ泣きました。大号泣です(´;ω;`) (2019年10月28日 8時) (レス) id: b485c04083 (このIDを非表示/違反報告)
はやゆか - この作品を読んで号泣した一人です。更新楽しみにしています。 (2019年1月30日 2時) (レス) id: 2334c267ac (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 最後、めっちゃ泣きました。こんなに泣いたの久しぶりってくらい。続編はどんな感じになるんだろう。これから読むのが楽しみです!! (2018年10月16日 13時) (レス) id: 2082d86ac9 (このIDを非表示/違反報告)
声優って良いよね。 - 号泣じゃ収まらん......大号泣...... (2018年7月14日 15時) (レス) id: d5b8d65653 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - …………。°(°`ω´ °)°。ピィー!!!!!!!なにこの作品!感動するんだけど!。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウワァァァン!!!!!更新頑張ってください!!!!! (2017年11月14日 4時) (レス) id: 15a90a5b08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:國村 楓 | 作成日時:2016年7月3日 6時

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