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ちょうど5時間後。
こつこつ、と控えめにドアをノックする音が聞こえた。
ドアの覗き穴からそろぉり、と覗くと、居たのはグルッペンさん、と他の人たち。
ふぅ、と安心からため息をつき、かちゃりとドアの鍵を開いた。
私がちゃんと中にいたのを見て安心した様子のグルッペンさん。
ここであ、と一つのことに気がつき尋ねることにした。
『ねぇ、ほかの人はなんてなまえなの？』
そう聞くと、キョロキョロと部屋を見渡し始めるグルッペンさん。
もしかして、と思ってペンとメモ帳を差し出せば、先程木の棒でやったのと同じように、咥え、文字を書く。
＜おおかみぞく は 4ひき おれ と くろいのが とんとん しろいのが ひとらんらん ちゃいろのが ぞむ だ＞
『とんとん、ひとらんらん、ぞむ。うん、覚えた！！』
そう言うとゾムさんは嬉しそうに私の周りをくるくると回り始めた。頭を撫でてみると、甘えるように擦り寄ってきた。かわいい。
＜いぬぞく が 4ひき ぽめらにあん が しゃおろん ちわわ が こねしま みずいろのが ちーの むらさきっぽい のが にいさん だ＞
『にいさん？』
兄さんが名前なの？と不思議に思って尋ねると、そうだ、と返された。
『えっと、しゃおろん、こねしま、ちーの、にーさん。うん、だいじょうぶ！！』
シャオロンさんとコネシマさんは仲が悪いんだろうか。さっきからキャンキャン吠えながらじゃれている。
＜ねこぞく が さんびき むらさきのが しょっぴ ぴんくのが ろぼろ あおが うつ だ＞
『しょっぴ、ろぼろ、うつ？』
そう言うとグルッペンさんが慌てて付け足した。
＜しょっぴ と うつ には きをつけろ＞
『気をつけろ？なんでか分からないけど、わかった。きをつけるね！』
＜とりぞく が にひき と へびぞく が いっぴき みどりのが おすまん みるくてぃーいろ が えーみーる しろいのが しんぺいしん だ＞
『おすまん、えーみーる、しんぺいしん...って、あ。』
とあることを思い出し、しんぺい神さんの方に行く。
そのまま、不思議そうな顔をしているしんぺい神さんに、頭を下げた。
『しんぺいしん、さん。怪我なおしてくれて、ありがとうございました！』
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らとるだお() - これが…アニマルセラピーってやつですか…心地いいですね〜(*´꒳`*) (2022年4月18日 2時) (
レス) @page32 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 双雲銀さん» いや、ホンマに。動物ってホンマに可愛ええ…。wrwrdも全員可愛ええし、良い作品に出会えてホンマに幸せやわ… (2021年7月24日 20時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - ハルさん» 猫は(というか動物全般は)世界を救うと思ってます.....増してや推し×動物なんていいこと尽くしですよね....そんな気持ちを伝えたくてこの話描き始めたんですが、上手く伝わってるようで良かったです！ (2021年7月24日 19時) (レス) id: c910ec8157 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 双雲銀さん» いやぁ、ホンマに可愛ええんですわ…。猫やし…。 (2021年7月24日 19時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます.....きゃわいいなんて言って貰えて嬉しいです..... (2021年7月24日 18時) (レス) id: c910ec8157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双雲銀太 | 作成日時：2021年5月30日 20時
