防弾高校物語 season2

55. 2限目 家庭科 ページ7

先生「授業始めまーす」

TH「はぁ…」

先生「今日は調理実習の班を発表します！」

A「何作るんだろ〜」

先生「ここに貼るから自分の名前のとこ座ってね」

A「はーい！！」


1班 キムテヒョン 他4名
2班 5名
3班 キムA、パクジミン 他3名
4班 ミンルル 他 4名


A「あ！ジミン君一緒だ！」

JM「やったね！」

TH「…」

先生「キムテヒョン君？はやく移動してね？」

TH「わかってます、触んな」

先生「…じわじわと追い詰めるわよ」

TH「…は？」

先生「はーい！では調理実習の班なので仲良くしましょうね！」

女1「テヒョン君！同じ班だね！」

TH「…うん」

RU「仲良くだとよ…」

女2「小学生じゃあるまいし」

RU「いやほんとそれな」

女2「私あんた達嫌いなのに最悪」

RU「いやこっちのセリフな？」

A「先生！何作るの？」

先生「カレーライスよ！」

RU「どこぞのプロモーションの炊き出しじゃねぇか」

JM「楽しみだね〜！Aちゃんの料理！」

TH「…」


- TH side -

このモヤモヤの原因はたぶん
俺の大親友、ジミナ。

朝ジミナがAちゃん抱きしめた時
事故だとわかってるけど、なんか嫌なんだ。

英語の授業の時もそう、Aちゃんに
照れていいのは俺だけの特権なの。

家庭科のババアが一番ややこしい
わざと離れされたんだろうな。
復讐っぽい事言われたし…


女1「テヒョン君！役割決めよ！」

TH「…え、なんでもいいよ」


ジミナと笑いあってるAちゃん
見てるとイライラする。
これが嫉妬なのかな？ダサすぎじゃない？
あれ？体触ってない？それは反則だよ


でもここで言うのが間違いだったんだ
あのババアの復讐の道具になるとは
思わなかったんだ。


TH「ジミナ触りすぎ」

JM「え、どしたのテヒョナ」

先生「キムテヒョン君？なにしてるの？」

TH「ジミナ、Aは俺のだからあまり触らないで」

JM「え、付き合ったの？」

TH「うん」

JM「先言えよ！おめでとう！！」

TH「ありがと、ちょっとA来て」

A「え、ちょ、どこ行くの！？」

先生「キムテヒョン戻りなさい！」


先生の声を無視して連れ出された。


先生「……」

RU「…？」

IK「くそ、キムテヒョン…」

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