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Aと実弥が、城壁を駆け上がっていく。

ほかの十名は、門から敵を滅しながら。

城壁を登りきると、そこでもまた争いが繰り広げられていた。

適当に敵を斬り、城壁から飛び降りる。

その足でそのまま、太子とその母が居るはずの場所へ向かう。

建物の上を伝っていくと、下の方に幼子と二人の女の気配。

一人は迫り来る敵の騎馬隊の進む前に立ち塞がり、

もう一人は子を抱いて走る。


『...実弥、太子と后を保護して。』

実「御意。」


Aと実弥が分かれる。

Aは下に飛び降り、


『烈日紅鏡』


向かってきた騎馬隊を、馬ごと殺す。


宮女「っ〜!!」


そのまま、襲ってきた敵騎馬隊を全滅させる。

立ちはだかっていた宮女を抱き上げ、移動しだす。


『実弥』

実「はい。」

『...扶蘇も后も無事だな。勇気あるこの宮女も無事だ。あそこを拠点にしてしまおう。』

実「御意。」

御神「A様」

『お前達も来なさい。』

御神「御意。」


高く、見晴らしのいい建物を制圧し、拠点とする。

その建物の中でようやく下ろされる三人。


宮女「あ、あのっ!」

『?』

宮女・后「「本当にっ、ありがとうございます!」」

『...うん。扶蘇も無事で何よりだ。』


そう、太子である扶蘇の方を見ると、Aを見上げる扶蘇。


『...そっくりだな。』

実「そうだなァ。」

后「...?だ、大王様と面識がおありなのですか?」

『友達。』

后「!!もしかして...あ、貴女様が...」

『?』

后「A様でしょうか!!」

『...うん。』

后「た、沢山の贈り物など、本当にありがとうございました!!」

『...その子も、気に入ってくれたようで何よりだ。』

后「はい!」

『...私は念の為王女の方も見に行く。実弥、お前達、ここを頼む。』

実・御神「「お任せを。」」

『万一の為に脱出経路も確保しておいて。私は王女を確認して信と合流する。』

后「!」

『頼んだよ、お前達。』

実・御神「「御意!」」


Aが窓から飛び降り、走り出す。


『(...あの建物か。)』


バリィンッ


信「っ!!?」

『...』(シュタッ

信「なんだAか...建物壊すなよ...」

『よし、麗も向も無事だね。』

向「A様!!」

陽「この方が...」

『わ、怪我してる。』(ツン

信「いだっ!!つつくな!!?」

『...そっちの宮女も怪我してるね。』

陽「っは、はい...」

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宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁく‪wそう呼ぶ人いないだろうなと思って‪w‪w (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へい‪wありがとうございます‪w‪w (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/  
作成日時:2021年10月12日 9時

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