101 ページ1
実「!おー、どうした、A。」
『...実弥、髪切って。』
御神「!!」
実「おう。大分伸びてるもんなァ。」
その場を少し離れ、髪を切ってもらう。
実「前髪はいつも通りかァ?後ろ髪はどうする?」
『いつも通り。後ろは整えて欲しい。』
実「はいよォ。」
実は、Aの髪はいつも、実弥が切っていた。
しばらくして、散髪が終わる。
実「終わったぞォ。」
『ありがとう。』
実「おう。」
皆の元に戻る。
御「!!」
飛「!!」
松「髪切ったんだね〜!いやぁ〜、美人さんがよりよく分かる!」
崇「よく似合ってるな。」
『...ありがと。』
これからは、定期的に髪を整えてもらうそう。
それから数ヶ月後、前線で体を張った飛信隊も、一度内部まで退がって一息つくことに。
そんな時、
蒙驁危篤の報せが入る。
『っ!!』
信「っそだろ!!?」(バッ
『...信、行ってきて。』
信「はなっからそのつもりだ!!」
『ここは私が請け負う。蒙驁に、ありがとうと伝えて。』
信「なっ...」
『ね。』
信「っ、分かった。頼む。」
信と他数名が、騎馬して走っていった。
到着後すぐに、亡くなってしまったらしい。
それから約二ヶ月後、政の子供が産まれる。
向が娘を産んだのだ。
Aはすぐに、出産祝いを手配した。
飛信隊は、再び前線へ。
その際、Aは戦場をぬけ、帰ることに。
『鴉は数羽置いていくから。』
信「おう。何かあったら頼むわ。」
『了』
その年は、さして大きな戦は起こらなかった。
王騎「ンフフ、おかえりなさい。」
『ただいま。』
王騎「髪を切ったのですねェ。似合ってますよォ。」
『ありがと。』
59人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁくwそう呼ぶ人いないだろうなと思ってww (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へいwありがとうございますww (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年10月12日 9時