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41.お説教 ページ44

「A!!!ちょっと!!!」



「ごめん、私も言わせてくれない???」






ニカとの話し合いを1歩後ろで聞いていたひかと春佳が迫ってきた。








「なんで正直に14メートルって答えなかったの?!」




「自分で区切りつけるって言ってたくせに?どしたの?何か言われた??」









「いや…その…それは…だから…………」



言葉に詰まる。








「どうせAのことだから、ニカの彼女のこと考えてたんでしょ!!」




「先に約束したのはAと二階堂くんなんだから、関係ないって!!」




「1人で考えすぎないでよ!私と仲村さんがいるでしょ?」





「何かあったらそのときにまた考えればいいじゃん?



とりあえず、明日楽しんできなよ。これ、言い方変えたらデートでしょ。」





「私も思った!!!ニカもニカだよね!!ほんとに付き合いだしたのか謎なんだけど」








なんかこの2人が揃うといつもの倍以上に説得力があるな…逆らうと怖そう…









「まさか今さらデート断ったりしないよね???」





「いや、デートじゃない」





「二階堂くんも言ってたよ、拒否権ないって!だからデート強行ね!」





「だからデートじゃないって!!!!」









これがな…ニカが彼女いなかったらすっごい喜べたんだろうけど…









女バスの子が言ってたな、結衣先輩って。




男バスのマネージャーか…絶対可愛いんだろうな…






大会の応援に行ったことはあるけど、


ニカがレギュラーで出てる試合しか見に行ってないからまだ少ないし、




マネージャーさんも何人かいるから結衣先輩が誰かもちゃんと分かってない。









その後の授業もただ聞き流す程度に受けて、




少し生徒会室に寄って、その日はすぐ家に帰った。









自分の部屋のクローゼットを眺めて、息をフゥーっと吐く。









「明日何着よっか。」




誰もいない部屋で1人つぶやく。









1番端にかかっている白いワンピ。




よく利用するオンラインショップで頼んだやつ。






あまりにも可愛すぎて着るのが引けて1度も着ていない…








「これは…無理だな、ハードル高い。」









手に取りかけたけど元に戻して、ジーンズとTシャツを選んだ。




動きやすさ重視ってところかな。








難しい…幼馴染として出かけるのにふさわしい服のラインがわからない。

42.8時→←40.勝手



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設定タグ:二階堂高嗣 , Kis-My-Ft2 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Momoka | 作成日時:2021年6月2日 23時

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