検索窓
今日:18 hit、昨日:2 hit、合計:34,209 hit

44 ページ44

カロリー制限もして、ぐっすり眠って撮影当日。
あたしはメイクするから、クマあってもいいんだけど零くんが煩くて...

2人でスタジオとなる港区まで車で...爆睡。
朝は苦手なのに9時入りと、起きるのが早かった。
あたしが高校生だからなのか、夜までの撮影は配慮してくれたらしい。
到着すると楽屋は別だと言われ、零くんにトマジューを渡しながらキレる!
「マネ、同じにする様に頼んでよっ?こんなに広いのに?零くんいないと困る!」
「はいはい、兄妹だから同じでいいって頼んでくるから...」
CMもそうだけど自分の撮影なのに、スタッフが多すぎて居場所がない気になってしまう。
「Aはいつもそんなわがまま言ってんのか?」
「言わないよ。いつも1人で撮影まで楽屋にポツンだよ。零くん居るんだから!いつもみたいに1人じゃなくてもいいでしょ!」

-----
パーテーションは予めあるから、交互に着替えたらいい。
「零くん、髪型!」
「分かってますって、楽しみにしてろよ?」
別に1着でいいのに、何着か用意されている。
スタイリストが入ってきて、あたしと零くんをぱっと見て、似合う物を2着選ぶ。
予想通りバックオープンのキャミにショーパンというルームウェアに、長めの白いシャツ1枚だった。

零くんは黒いシャツだけ...
「あれ〜零くん1枚足らなくな〜い?もしかして〜」
「上裸だ。部屋で脱いでおいてよかったな?」
そしてメイクに入ると、零くんは隣で写真を連写する。
「凛月に送っとくぞ?」
「意味あんのそれ?終わってないけど」
マネがその写真を見て驚く。
「これブログとかやってたら使えるね、自然!お兄さん才能あるんじゃないの?」
「...最近ポンコツだから、ないねっ」
「何だよ、その最近ポンコツって?」
「気づくまで内緒!」
ふざけているとメイクが終わり、スタジオに入る。
「そんな普段着てそうな衣装なんだな〜」
「ヨガしてる人みたいだよね?」

-----
軽くソファーに座ってくっ付いてみて、と指示が入る。
会話しててもいいというので、話しながら少しずつくっつく。
「玲明は撮影なら休めんだな?」
「いいでしょ?」
零くんの上に跨がり、額をお互いくっ付けてみる。
何を撮ってるのかシャッター音は常にする。
「髪そっちの方が似合ってるよ?」
「家だけでなら、たまにしてやるよ?」
手を握って、零くんは頬にキスを落とす。

もう少しという指示に、両手を握って軽くキスをした。

これでOKらしい。
兄妹なのに際どくてごめんね!と謝られた。

45→←43



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
89人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 朔間零 , 朔間凛月   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年8月26日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。