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海で遊びたいと聞いたマネが、海でMV撮影の仕事を持ってきた!
不安しかない...日光で焦げるか倒れる...

「大丈夫だよ。日にち2日取ったし、撮影は夕方からだから」
「夕方から?」
「そ。日が沈むまで好きに過ごして夕方から夜に浜辺にライト用意するから撮影は問題ないね〜。夕方遊べば大丈夫でしょ?」
「さすがマネだな!でも楽しみっ!アフィリエイト貢献しててよかったぁ〜!」
「え...」
大人とは露骨に嫌な顔をするんだな〜学生のあたしはまだ知りたくないけど。

MVの曲を聴くと、海辺でひと夏の恋だった。
これを1人でどう撮るんだろ...また零くん辺りが来るんだろうか。

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まずあたしの曲はデモが届き、同時にデモ曲で振りのレッスンが始まる。
あたしは音域が狭くてハスキーだから、ニューディはその辺いつも頑張ってくれる。
MVはデモ曲で撮ったり、レコが済んでいたらその曲だったりまちまちだけど。
振りは通常のレッスンから始まり、自分の曲の振りに入る。
これが結構長時間になるんだけど、レッスンは欠かしたくないから...もう慣れてしまったな。

帰りに零くんが迎えに来ると連絡が来た。
あれからこはくと3人で帰ったり、零くんは昔のように気にせずあたしを迎えにきたりしている。
零くんは早めに来ていたけど、マネが話を始める。
「海で遊ぶ件なんだけどさ...」
「零くんなの?」
「A嫌がるかな?巴くんなんだよね〜前に茨くんと漣くんと一緒にやったから、次は呼べってさぁ...」
「別にいいよ...あの人あんなキャラだけど、モデルとかもしてるんでしょ?」
「そうそう、だから撮影は大丈夫。Aが遊べるかが心配だけど。あとは巴くん医者を待機させるって、よかったね」
「...倒れてもいい様に?」
「心配しなくていいって。まだ残暑厳しいからさ」
「そういう事ね」
「我輩もその日は..「来なくていいからね?」..つれないのぅ」
「大丈夫だよ。そういうシーンなら零くん呼ばれてるでしょ?お医者さん待機だし本当へーき!」

コソッと耳打ちされる、今日は眠くないのか?と。
もう...
「零くん、おんぶ〜脚が疲れたし?」
マネにはどこの大女優だよ、と笑われる。
それでも零くんは少し嬉しそう。
「一生兄離れしないけど...零くん体保つの〜?」
「お前が太らなきゃな?」
ムッとして首に噛み付くと、珍しく怒られた。

「それ彼氏にはすんなよ」
「しない!男なんて誘いませんっ!」
「ならいーんだけどな」
「零くん跡残るんじゃない?」
「構わねーよっ」

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設定タグ:あんスタ , 朔間零 , 朔間凛月   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作成日時:2020年8月26日 4時

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