最強カップル!？

part2　貴方side ページ9

そこから、タコは栞の説明を始めたが、当然のようにみんな聞き流していた。

殺せんせー「皆で楽しみ、皆でハプニングに合う。せんせーはね、みんなとの旅行が楽しみで仕方ないのです。」

『ハプニングに遭うこと前提で話してるわ〜こっえー』

殺せんせー「旅行にトラブルは付き物ですよ」

『それを未然に防ぐのがタコの役目だろ。何のためのスピードだよ。』

カルマ「明日遅刻しないでよ？」

『それをフラグにしないようにするわ。』

カルマ「あ、手遅れのパターンだ」

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修学旅行当日。
もちろん私は、フラグを回収せずに･･･
いいえ、回収しました。学校の集合には、間に合いませんでした。誰だよフラグたてた奴！！
カルマか!?

「E組以外、グリーン車だって」

「いつものパターンだ」

「どうも貧乏臭いと思ったら、お前らか」

あーあ渚絡まれてる。にしてもバカなのかな？よりによって渚に絡むなんて、気づいてないのか。渚の持つ才能に……

『修学旅行、安全で過ごしたいなら今すぐ乗り込んだら？』

そう言って、警備隊のみが保有する拘束銃を突きつけた。
相手？銃突きつけられて逃げないバカ、カルマぐらいだよ。

『あースッキリした。』

ヴァンパイア用だっての。誰がお前らなんかに撃たなきゃなんないんだよ。

カルマ「間に合ったんだ。」

『フラグは、ギリギリ回収せずに済んだ』

カルマ「いや、半分回収してるじゃん」

『そもそもお前がフラグたてなきゃ……』

「ごきげんよう生徒達」

『うっわなにそれ』

全身あの有名ブランドとかだし、全然教師に見えない。

案の定烏間先生が駆けつけてきて、渋々部屋着に着替えてた。
部屋着とさっきの服との差がヤバい。

ビッチ先生の庶民との感覚のずれは何度見ても面白かった。

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