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part8 貴方side ページ15

どうして、怒りを浮かべているか、よくわからず、カルマを見つめていると

カルマ「どうして無茶したの?」

弱々しく発せられたその言葉に、言葉を失う他なかった。

カルマ「もし、怪我したらどうなるかわかるよね?」

『分かってる..』

分かってる。怪我をしたら、どうなるかぐらい。千代を見たから、知ってる。自分たちの血がどれだけ危険なのか。

カルマ「いっつも言ってるのにさ。」

『ごめん...』

カルマ「もっと俺を頼ってよ。なんのために俺がいんの?」

『ごめん....ありがとう、助けてくれて。』

カルマ「もう無茶しないで」

『うん。しない。』

「お〜いA〜?そろそろいくよ〜?」

『ちょっと待って!』

_______________
「にしても、どうやって縄切ったの?」

『あぁ、前の方で縛ってあったから、お腹に力いれて、解いた。』

カルマ「それ、解いたってより、千切ったじゃない?」

『まぁ、そんな感じ!』

カルマ「A...もしかしたら、渚くんより強いんじゃない?」

『「...否定できない」』

『まぁ、渚には、かわいさがあるからなんとかなんじゃない?』

「どうなんとかなるのさ!?」

殺せんせー「何かありましたか?神崎さん。」

「え?」

殺せんせー「ひどい災難に遭ったので、混乱していてもおかしくないのに、逆に迷いが吹っ切れたような顔をしています。」

「特に何も、殺せんせー、ありがとうございました。」

何があったかわからずに、カエデに聞くと、こっそりと教えてくれた。ありがとうカエデ。

良かったね、有希。

_______________
ところ変わって、宿のさびれ屋にて、私は今、女子からの圧に対抗するために、頭をひねくり回していた。
というのも....
お風呂上がりで、部屋にもどったら"いいところに来た!"って言われて逃げようとしたら捕まえられて、今に至る。どんないいことですか?私に利益あるの?なくね!?

「カルマと、どこまで進んでるの?」

『ん?』

「え?」

『どこまでとは?』

「付き合ってるんでしょ?」

『あ、うん。』

「どこまでやったの?」

『え?だからどこまでって?』

「ねぇねぇ、これってさ、カルマ相当苦労してるやつじゃない?」

「(..)、ちょっとかわいそうに見えてきた。」

『ん?え?』

「いや、もう大丈夫。」

『なんかわからんけど助かった。』

「お〜いガキども〜、就寝時刻だって一応言いに来たわよ〜」

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リリィ - 分かります。私も寺坂の“え?あ、うんまだなの!?"好きですww (2020年12月28日 13時) (レス) id: b7c72524e8 (このIDを非表示/違反報告)
シロネコ(プロフ) - ハクトさん» すみませんm(_ _)mご指摘ありがとうございます。 (2020年7月19日 16時) (レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
ハクト(プロフ) - 急にすいませんが設定のとこにあるカルマのところ〇〇の彼女になってます (2020年7月19日 12時) (レス) id: d523bafe46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シロネコ | 作成日時:2020年3月17日 21時

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