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・貴方side(吉原炎上篇終) ページ36

あれからさらに数時間が経過し日が沈みだした頃、7人の説教が終わり、程無くして解散した

もはや話を聞きすぎて寝すぎたにも関わらず眠い…

本来は寝たいのだが何故か部屋に沖田が残ったままでそうもいかず…

『沖田…?』

さっきからずっとこっちを見ている沖田にたまらず声をかけた

沖田「珍しく有給とったって聞いたからどこ行ったかと思えば気絶して帰ってきやがって…」

そう言うと、目の前に何故か沖田の顔
私は座っていたはずなのに何故か押し倒されていた

『え…っと…』

…何て返せばいいのだろうか…
正直銀さんたちも怪我は少なかったし私も死ななかった。
特に思うことはないのだが…

沖田「どうせ聞いても答えやしねーだろうから聞きやしねぇが、自分の命くらい大切にしろィ」

『…?大切にしてるけど…?』

沖田「は?」

…?

沖田「ボロボロになって帰ってきて、二、三日目を覚まさないぐれェの怪我で大切にしてるって言えんのかィ」

『…?』

別に死んでやいないのだから、平気では…?

私がいつまでも頭のなかに?マークを浮かべていると大きなため息をつかれた

沖田「じゃあ逆に聞くが、もし俺がボロボロで帰ってきて二、三日目を覚まさなかったらどう思いやすか?」

『そもそも沖田はボロボロで帰ってこないじゃん』

沖田「もしって言ってんだろィ」

もし…

沖田がボロボロで帰ってきて数日目を覚まさなかったら…

『怖い…』

沖田「それと同じでィ。」

あんまり、よくは理解できなかったが多分感覚的には理解できたんだろうと思う。

だから

『無茶はしないよう精進する』

沖田「絶対でィ。それから…」

突然ニヤリと笑った沖田に嫌な予感がして、逃げようとするも沖田が覆い被さっている状態で動けやしない。ましてや手足さえ動かせない。

…どうしよう…

沖田「お仕置きでィ」

『んっ…』

唐突の"お仕置き"というワードと降ってきたキスの雨

お陰で頭の回転は愚か、呼吸もまともに出来やしない

結局、忘れ物を取りに来た姉さんが止めるまでずっとキスされ続けたのだった

_______________________________

『結局お仕置きって何の?』

沖田「五時までに帰ってこなかっただろィ」

『あ…』

この後理由を忘れていたからともう一度キスされるのをAは知らない

テレビで秘密漏えいされたら手の打ち様がない 貴方side (過去編)→←・貴方side



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シロネコ(プロフ) - ぱーむくーへんさん» ありがとうございますっ!!これからも精一杯頑張ります!! (2021年4月19日 0時) (レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - めっちゃ面白いです!応援してます!頑張ってください! (2021年4月18日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
リリア - 気づいたら続編行ってた!(°□ °) (2021年4月1日 20時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シロネコ | 作成日時:2021年3月22日 22時

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