・貴方side ページ35
？「A………………A…」
不思議な夢を見た
『________？』
心がポカポカと暖まり心地いい夢
誰か…大切で…大好きな人を抱き締められる夢…
？「A…！！」
そのひとことでハッと目を覚ます
ぼやけた視界も次第に鮮明になっていく
「やっと起きたのね」
そう聞こえ、横を向くと安心したような、呆れたような顔をしている姉さん
『姉さん…？』
姉「なぁに？」
『ここって…』
姉「医務室よ」
そう言われ、第一に思い出したのは仕事の二文字
薬を作らないと
そう思い起き上がろうとすると
姉「あぁ、起き上がろうとしても無理よ。手足が使えない状態でどう起き上がるの？取りあえず熱計って。それから頭痛とか目眩とかはない？」
『…目眩も頭痛もないよ。』
そう言いながら体温計を受け取り脇に挟む
しばらくして音が鳴り、潔く姉さんに渡した
『あれから何日経った？』
姉「3日よ。熱もないしその様子じゃあ…」
姉さんの言葉の溜めに嫌な予感がする…
『？』
姉「説教もきっちり受けられそうね」
『え…』
一瞬説教という二文字が頭のなかで季節外れの寂しい盆踊りを開始し、気がつくと姉さんのとなりには沖田と万事屋の3人、近藤さんに土方さんと…
全員集合していた
…逃げられない…
沖田「さぁて…A…みっちり受けてもらうぜ…説教」
『ひっ…』
___________________
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___________
説教開始から体感的に数時間の経過したところ
布団の上に足を伸ばす形で座らされているお陰で足が痺れないのだが…それが今、苦だと思っている。
痺れないということは、説教と止めるいいわけに使えないということ
おまけに姉さんもいるため、少しでも違うことを考えていれば容赦なく低い圧のかかった声で名前を呼ばれ、さらに長くなった。
…７人分の説教はいったいいつまで続くのだろうか…
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シロネコ(プロフ) - ぱーむくーへんさん» ありがとうございますっ！！これからも精一杯頑張ります！！ (2021年4月19日 0時) (
レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - めっちゃ面白いです！応援してます！頑張ってください！ (2021年4月18日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
リリア - 気づいたら続編行ってた！(°□ °) (2021年4月1日 20時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロネコ | 作成日時：2021年3月22日 22時
