・銀時side ページ32
銀時side
あれから三つ編みをした男に神楽が突っかかり、めんどくさそうに白髪の女と立ち去った
廊下の方をみると、壁に寄りかかるようにして眠っているA
神楽「A！？」
と神楽が飛び付こうとしているのを静止した
銀時「寝てるだけだとよ。俺はこいつをおぶって真選組居かにゃならねーからお前らは先帰ってろ」
神楽「どうしてアルか！！！」
銀時「お前、その腕でこいつ抱けんのか？Aの薬飲んで安静にしてろ。」
新八「銀さんは飲んだんですか？」
銀時「あ？」
新八「因みに味は…」
銀時「…パフェの味…」
新八「それ僕も飲まなきゃですか？」
銀時「たりめーだろ」
そういうと、"生きてるかな"と呟くメガネ
俺はそんなことより、こいつを持って帰って殺されねーかが心配だわ。
白髪の女曰く、俺たちの分の薬だけで自分の分はなかったらしい
だから急遽、夜兎用の薬を射ったのだとか。
…自分を大事にしねーのか、お前は
色々と言いたいことはあるが、それは沖田くんが言ってくれるだろう。
そう勝手に解釈して俺は重い足を真選組へと動かした
_______________________
____________
______
ガラガラと戸の開く音が響く
出てきたのはジミーだった
山崎「旦那…Aちゃんは…」
銀時「寝てるだけだ。最もいつ目を覚ますかは分からねーけどな」
ジミーの声でも聞こえたのかぞろぞろと男たちが出てくる
沖田「旦那」
銀時「それよりもこいつ。さっさと運んでくれねーか」
そういうと、目付きは鋭いものの優しく抱き抱え部屋へと運んでいく沖田くん
…俺…生きて帰れるよな…？
それから、部屋に通されある程度の事情を話した。と言っても、現場にはいたものの見てはいないため聞いたものをそのままでしか伝えられなかったが
銀時「悪かったな…」
近藤「いや…夜兎と戦って生きて帰ってきてくれただけで嬉しいさ。ありがとな。ここまで運んできてくれて。お前さんも結構な怪我してんだろ？チャイナさんたちも心配だし帰っていいぞ」
銀時「あぁ…それと。」
近藤「ん？」
銀時「あくまで、お節介かもしんねーけど、そいつの自分への評価もうちょっと直してやれよ。
じゃねぇーと…
そいつ、自分の命簡単に捨てかねねーぞ」
そう伝えると、真剣な眼差しになり
近藤「分かってる」
と言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シロネコ(プロフ) - ぱーむくーへんさん» ありがとうございますっ！！これからも精一杯頑張ります！！ (2021年4月19日 0時) (
レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - めっちゃ面白いです！応援してます！頑張ってください！ (2021年4月18日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
リリア - 気づいたら続編行ってた！(°□ °) (2021年4月1日 20時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シロネコ | 作成日時：2021年3月22日 22時
