・貴方&?side ページ30
あれからどのくらいの時間が経っただろうか
神威と海の攻撃は凄まじく剣一本では防ぎきれず腹や腕、足は既に傷だらけだ
神威「う〜ん…やっぱり海のお姉さんだね〜。結構強いや〜」
『どの口が言ってんのよ…』
対して神威と海は掠り傷程度。
こちとら息も切れ切れで立っているのもやっとだというのに。
海「神威、もうそろそろ向こうが終わる頃じゃない?」
神威「あれ?もうそんな時間??鳳仙の方はどうなったかなぁ〜」
『そっちに行ってどうするの…』
神威「う〜ん…もし鳳仙を倒したやつがいるなら殺ろうかな〜」
『そう…なら…』
この先は進ませない…!
今は銀さんたちが鳳仙相手に苦闘しているはず。
そこに夜兎の神威と海が行けば悪く言えば勝てるはずがない。
なんとしてでも止めないと…
私は力の入らない足を奮い立たせ剣を構えた
神威「こりゃ驚いた。まだ戦う意思があるなんてね」
『あんたらにこの先に進まれちゃ困るのよ』
神威「う〜ん…邪魔だなぁ」
海「神威…」
海がなにかを言おうとした時、凄まじい速さで向かってきた神威
頭に強い衝撃が走り私の意識はそこで途絶えた
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海side
神威「う〜ん…邪魔だなぁ」
そう神威が言ったとき、静止しようと口を開くも一足遅く、A姉の頭に神威の重い一撃が入った
そのまま動くなったA姉
私は慌てて駆け寄り脈を計る
…べ…別に心配とかじゃないしっ…
無駄死にさせたくないだけだしっ…!
首もとに手をやるとちゃんと動いており、正常でフゥと息をつく
神威「で、どうする?海のお姉さん」
海「あんたね…手加減しなさいよ…脈はあるけどこの出血量はさすがにヤバイわよ。A姉が薬持ってればいいけど…」
そう言いながらA姉の懐や袖を探るがそれらしきものは出てこない
さすがの私も絶句した
海「う…そでしょ…?A姉、薬を持ってないの…?」
いや…そんなはずはない、
少なくとも私がみていた限りでは他の4人にはそれらしきものを渡していた
とすると…
自分の物を作ってきてない…?
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シロネコ(プロフ) - ぱーむくーへんさん» ありがとうございますっ!!これからも精一杯頑張ります!! (2021年4月19日 0時) (レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - めっちゃ面白いです!応援してます!頑張ってください! (2021年4月18日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
リリア - 気づいたら続編行ってた!(°□ °) (2021年4月1日 20時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロネコ | 作成日時:2021年3月22日 22時