真選組の薬屋part2<銀魂>

・貴方side ページ27

銀さんたちを新入りと誤魔化す月詠姉さんだが怪しすぎて誤魔化せてない

銀時「パー子で〜す」

新八「パチ恵で〜す」

神楽「グラ子で〜す」

「「「3人合わせてはちきれピーチ三太夫！！」」」

「頭、くせ者です」

月詠「いや、新入りだってば」

『大丈夫、急に極上出来て壊れているだけだから。ただの新入りだよ』

「…A様がそうおっしゃるなら…」

月詠「それに、新入りじゃが腕は立つ連中じゃ。心配せずともよい、門を空けてくれ」

「では…お通りください」

その言葉と同時に開く門

そして

「お気を付けて行ってくださいね。死出の旅路を」

『？』

その言葉と同時に無数のクナイが飛びかかる

新八「うわわわわ！！」

そのクナイを月詠姉さんと私、神楽ちゃんの3人は叩き落とし、銀さんは刀を回してなぎ払った

…因に新八くんは避けた

銀時「…どうやら、猿芝居は全部無駄だったようだな」

地に落ちるクナイ
透き通る視界
目の前にいるのは大量の自警団

…全部お見通しだったのか

「頭たちもバカな真似をしたね。アンタらが賊に加担するとは。吉原を裏切ればどうなるか、百華のアンタが一番知ってるはずだ」

銀時「そうかい、いったいどうなるってンだ。是非お教え願いたいもんだ。こんなにたくさん集まってお別れパーチーでも開いてくれるのかい」

『…銀さん、額のそれ…取ってください』

折角ちょっとカッコよく決めたはずの台詞も額にあるクナイで台無しである。すぐにそれを取り除いてやりたい
思いっきり額にクナイ刺さってるのがすごくダサい

銀時「え？何が、刺さってないよなにも。」

神楽「おい、いい加減にしろよキメる時はバシッとキメろよな〜」

という神楽ちゃんの背中には握られたクナイ

新八「刺さってたよね！！君も明らかにそれ刺さってたよね！！！」

『これはなかなか不安になる…』

月詠「全くじゃ、そんなことでは百年かかっても夜王には勝てんぞ」

新八「そう言う二人にも思いっきし背中に刺さってますけどね。でもこれ触れない方がいいよねこれ。そっとしとこ…」

銀時「嬉しいねぇ、遊女総出の総仕舞だァ、男冥利に尽きるぜ。んだがこう貧乳ばかりじゃ興も醒めるってもんだ。女はやっぱり…爆乳でござんしょ」

そう言って着物を1枚だけ脱ぎ出てきたのは大きな爆弾が6つ

さっきまでは知っていた遊女たちもさすがに足を止める

楽しい宴の始まりだ

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