・貴方side ページ7
あれからこれまで全くと言っていいほど人が来なかった医務室に変化があった
1つは
「失礼する」
『どうぞ』
ドアが開き入ってきたのは顔を青くした隊員
「昨日食べた卵で当たったらしく腹が痛い」
『分かりました、それでは整腸薬をお渡しします』
そう言って棚から薬を三個程取り出し渡した
『１日一回で十分ですので。足りなかった場合また来てください』
「わかった。ありがとう」
『いえ、お大事に』
そう言うと、部屋を去る隊員
あれから、ここに来る人が増えた
仕事が増えたのはありがたいから、あのときついていってよかったと思ってる
そしてもう1つは
『いつまでそこにいるんですか。』
沖田「気が向いたら出てく」
『それいつですか』
沖田隊長がやけに入り浸るようになった
『ここは、遊び場じゃありません。副長から逃げてるなら他の場所へ行ってください』
そしてわかったこともある
局長はストーカーってこと
副長はマヨラーってこと
沖田隊長は、副長の座を狙っててドSだってことだ
私に関係のないことだが、薬を作る時間を減らされるのも仕事を減らされるのもあまり好ましくない
沖田「別にそういうんじゃなんでィ」
『じゃあなんなんですか』
次の言葉に少し動揺してしまった
沖田「お前、刀使えるかィ？」
『…ひととおりは。』
沖田「そんじゃ、これ。」
そう言って渡されたのは真刀
『普通の真刀は重くて私は持てませんが』
沖田「それを考慮してちゃんと軽量で斬りやすいやつを作って貰いやした」
そう言われて受けとると確かに軽かった
けど、これをもつのはちょっと気が引ける
『でも…』
沖田「動きが機敏でも持ってるに越したことはありやせんぜ」
そう言って渋々受け取った
沖田「んじゃ」
そう言って部屋を出ていった沖田隊長
いや、出ていく少し前で立ち止まった
沖田「そういえば」
『なんですか』
沖田「その敬語」
『敬語がどうかしましたか』
沖田「外せ」
…なにいってんだこの人は。
『年上、上司には礼儀を払う主義なので』
と柔く断ったが
沖田「年上、上司の言うことは聞くもんでィ」
と言われればどうしようもない
『…分かった』
…敬語とタメ口の区別めんどくさいなと思った今日この頃
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シロネコ(プロフ) - リリィさん» そうなんですね！※ダークマターは食べないことをおすすめします…(;゜0゜) (2021年3月20日 19時) (
レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - ちなみに二人ともIDが一緒なのはDSがひとつしかないからです。 (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
リリア - ダークマター食べたことないくせに食べたくなってきた (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 小学生に読ませちゃいけない要素、特にない気が？まぁでも小学生と言っても6年なのでいいと思いますw (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
シロネコ(プロフ) - リリアさん» ありがとうございます！！ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロネコ | 作成日時：2021年1月4日 14時
